テラーノベル
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「告白したの?」
幼稚園に行くと、由夏先生に言われた。
「したというか…されました。友達だと思ってた人に」
「やっぱりねねモテるじゃんっ!」
「じゃあ、その友達だと思ってた人の事は振ったの?」
「はい。その人は、私の好きな人を知ってて、その人と友達なので」
「そっか…。まぁでも、奏ちゃんが幸せなら、私はそれで良いよ。これからも頑張ってね」
「…あの、一つ相談があって…」
「どうしたの?ねね」
「私、友達に合唱部入らないか誘われて」
「へぇ!合唱部!奏ちゃん、歌好きなの?」
「ねねめっちゃ歌上手いんだよ!」
「そうなんだぁ!試しにやってみたら良いんじゃない?良い経験だと思うよ?」
「…でも、そうするとお迎えが遅くなっちゃうんですけど…」
「そんなの気にしないでいいの!自分のしたい事をたくさんしないと、人生損だよ?」
「…遥は、お迎え遅くなっても大丈夫?」
「全然良いよっ!ねねがしたいことして?」
「ありがとう。じゃあ、親に相談してみます」
「うん!分かった」
夜19時。皆で夕飯を食べている時に、部活の事を話そうと思っていた。
「お父さん、お母さん」
「ん?どうしたの奏」
「具合悪いのか?」
私は両親に、今日夏海に合唱部を手伝ってくれないかと言われたことを話した。
「遥のお迎えも、私の帰宅も遅くなっちゃうけど…。歌うの好きだし、挑戦してみたいんだよね…」
「良いに決まってるじゃない」
お母さんが言ってくれた。
「お母さん、少し気になってたのよ?奏、いつも早く下校して遥のお迎えしてくれてるけど、部活とかしたいんじゃないかって」
「お母さん…」
「たしかに、奏は歌上手いもんな〜。やってみてもいいと思うぞ」
「お父さん…」
「遥はお迎え遅くなっても良いの?」
「はるちゃんは全然大丈夫!友だちもお迎え遅いから遊んでるし!」
「…奏。いつも遥のお迎えありがとう。部活、やっていいわよ」
「ありがとう、お母さん…っ」
「それは、正式に入るのか?それとも手伝いってだけなのか?」
「とりあえずは手伝うだけかな。でも、17時過ぎまで練習はするよ」
「そう。時間によってはお迎え行けるかもだけど…」
「大丈夫。仕事終わったばかりで大変だろうし、自転車が良いかな」
「はるちゃんも自転車が良い!」
「分かった」
「明日から部活行くの?」
「明日は部活自体がないから行かないよ」
「なるほどね」
夕飯を食べ終えてお風呂も済ませて、リビングで休んでいる時、日記を更新した。
『今日、好きな人が休んじゃったんだ』
すると、少しして既読が付いた。
『俺も、今日風邪で休んじゃった』
『そうなの!?具合どう?大丈夫?』
『なんとか。しかも嬉しいことに、好きな子からライン来たんだよね』
『えー!最高じゃん!めっちゃ嬉しいやつ!てか、私もその好きな人にライン送った』
『そうなんだ!優しいね』
『ありがと。…そういえばさ、男友達に告られたんだよね、今日』
『へー!モテモテじゃん』
『まぁ、振っちゃったけど』
『そっか〜…。俺の好きな人も、誰かに好かれてる気がするんだよね』
『あるよねそういうの。てか、風邪治ったの?』
『熱は下がったから、明日は行けそうかな』
『そっか!好きな人に会えると良いね』
『うん!じゃあ早めに寝ようかな』
『分かった!じゃあおやすみ!』
『おやすみ!』
涼太くんの恋、きっと叶う。すごく良い子だもん。
明日こそ、奏太に告白したいな…。
主人公、いよいよ決意しましたね!
明日こそ告白できるかな?頑張れ奏!
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