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俺はるりぃ。
女だけど俺。
俺には大切な友達がいる。
普通の暮らしもできている。
ただ…快適とはとても言えない。
理由はただ一つ…
妹のせいである。
🩷「ああ!お姉ちゃんずるい!ヒロくんじゃん!」
🩷「ねえねえそれちょうだい」
🖤💫「はぁ?嫌に決まってるだろ」
🖤💫「俺もヒロくん推しだもん」
🩷「ねえ〜いいじゃ〜ん…」
🖤💫「ヤダ、絶対にヤダ」
🩷「…! うわーーーん!!!」
🖤の心)うっわ最悪
👩「なにどうしたの?!」
🩷「お姉ちゃんがヒロくん譲ってくれない(泣)」
🖤💫「いやいやそもそも俺が当てたし!それに推しだし!あげるわけないじゃん!!!」
👩「るりぃ、お姉ちゃんでしょ」
👩「あげなさい」
👩「また買ってあげるから」
🖤小声)とか言って買ってくれないじゃん。
👩「なんか言った?!😠」
🖤💫「何も言ってない💢」
🖤💫「いいよ!!あげればいいんだろ?!」
🖤💫「………チッ 最悪。」
🩷「わはぁ!ありがとう!お姉ちゃん!!」
🩷の心)…なーんて。ホントは思ってないし。
るりぃの部屋
🖤💫「…今ぱんけーきいけるかな…」
🖤💫トーク)今からピグパやれる〜?
💚🐈⬛トーク)ごめん!今電車!
💚🐈⬛トーク)帰ってきて時間あれば行ける!
💚🐈⬛トーク)ホントにごめんよ〜💦
🖤💫「………」
🖤💫トーク)…わかった!
🖤💫「…そういえば誕生日で仙台行くとかなんとか言ってたな 」
かたっ、
🖤💫「?なんか落とした?」
🖤💫「…あ、カッター。」
🖤💫「…少しだけ。少しだけなら…大丈夫だよね…」
……!
🖤💫「なにこれ…意外と気持ちい…!」
🖤💫「痛いけど…癖になる…」
🖤💫「ああ…気持ちい…」
🖤💫「ずっとやってたい…」
🖤の心)でもやり過ぎてバレても面倒なことになるだけ。
🖤💫「…今日はここまでにしておこう。」
🖤💫「はぁ…明日学校ガチだるい、」
学校
💚🐈⬛「おはよーー!!!!! 」
🩵🎮「テンション高っ」
🩵🎮「仙台どうだった?アニメイトとか行った?」
💚🐈⬛「もうめちゃくそ楽しかった!!!誕生日生きててよかったって思ったわ」
🖤💫「………」
💚🐈⬛「おはよ!るりぃ」
🖤💫「……」
💚🐈⬛「…るりぃ〜〜」
🖤💫「…ふぇ?あぁおはよ」
💚🐈⬛「どした?具合悪い?」
🖤💫「…いや!そんなことないよ!」
💚🐈⬛「んじゃ悩み事?話聞くよ?」
💚🐈⬛「話したくないなら無理に話さなくていいけどさ!!」
🖤💫「大丈夫大丈夫、ちょっと眠いだけだから」
💚🐈⬛「わかる〜ガチ眠い」
💚の心)これはなんかあるな
昼休み
🖤💫「ちょっとトイレ行ってくるね!」
💚🐈⬛「いってら〜」
トイレ
🖤💫「ふぅ…」
🖤💫「…どうしよう…」
🖤💫「ホントに🐿🦟しちゃった…」
🖤💫「でもあの感覚…凄い気持ちよかった…」
🖤💫「…トイレだし。誰も見ないよね。」
🖤💫「さいっこう…」
🖤💫「痛気持ちいいと言うか…」
💚🐈⬛「…!?」
🖤💫「…?後ろに誰かいるの?!」
💚の心)やべっ
🖤💫「…誰もいないか」
🖤💫「………」
🖤の心)やべっ授業始まるっ
🩵🎮「さて〜帰りますか〜」
💚🐈⬛「そうだね〜」
🖤💫「みんなで帰ろ?」
💚&🩵「最初からそのつもりだよ〜」
💚&🖤の心)帰りたくないけど。
💚🐈⬛「んじゃね!!」
🖤💫「うん!またね〜」
🖤💫「…はぁ…」
🖤の心)…ここの通り道、誰も通らないよね
🖤💫「…」
🖤💫「……」
🖤💫「………」
🖤💫「…………」
夕方
🖤💫「……やばっ!!」
🖤の心)夢中になりすぎた…
🖤💫「早く帰らんとママがなんていうか…」
🖤💫「……ただいま。」
👩「るりぃ!あんたどこ行ってたの?!」
👩「ずぅーっと帰ってこないから心配したんだよ?!」
🖤小声)…別に心配されてもなんとも思わないんだけど。
🩷「あ、お姉ちゃんおかえり」
🩷の心)やっと帰ってきた
🖤💫「…チッ」
🩷「あ、ひどーい(泣)」
👩「るりぃ!」
🖤💫「…うっさいな!!」
バタンッ!!!!
👩「…たくっ…」
るりぃの部屋
🖤💫「ママもどうせ俺の事いらないんだろうな」
🖤💫「そんなんだったらもう…」
ピンポーーーーーン
🖤💫「…?誰…?」
👩大声)るりぃ〜ぱんけーきちゃん来たわよ〜
🖤💫「…ぱんけーき?なんで…」
コンコン
💚🐈⬛「…るりぃ、入るよ」
🖤💫「あ、いいよ」
ガチャッ
💚🐈⬛「…るりぃ?」
💚🐈⬛「何…してるの?」
🖤💫「あやばっ…」
急いで隠す。
💚🐈⬛「それ…カッターだよね…? 」
💚🐈⬛「まさか…🐿🦟?」
🖤💫「…バレてたの?」
💚🐈⬛「トイレで何してんだと思ったら。」
💚🐈⬛「そんなに自分のこと嫌いだったんだね。」
🖤💫「いやっこれはっ!!」
💚🐈⬛「何。」
🖤💫「………ッ」
💚🐈⬛「…ボソッ)話してよ。」
🖤💫「ふぇ…?怒って」
💚🐈⬛「そんなに信頼できないかい?ボクを」
🖤💫「いや、そんな事…ない」
💚🐈⬛「…ニコッ」
🖤💫「え…?怖い怖い…」
💚🐈⬛「…………ごめん」
💚🐈⬛「るりぃ、傷見せてみ」
🖤💫「い…いやだ…」
💚🐈⬛「だめ、みせて」
💚🐈⬛「見せないとママに言うよ?」
🖤💫「…! それだけはやめて!」
🖤💫「み、見せるから!!!」
💚🐈⬛「…んじゃ見せてご覧」
💚🐈⬛「うわぁ…派手にやったな…」
🖤💫「…気づいたら…こんな事に…」
🖤💫「自分でも気付かなかった…」
💚🐈⬛「夢中になりすぎたんでしょ、きっと。」
🖤💫「…かもね」
💚🐈⬛「例え自分のこと嫌いでも…🐿🦟は良くないよ…」
💚🐈⬛「みんなぶっ倒れるで?」
🖤💫「…そんなこと」
💚🐈⬛「特にてんとうむしが見たら3日は気絶してるね。」
🖤💫「…ありそう笑」
💚🐈⬛「ふっ…やっと笑った笑」
🖤💫「、!」
💚🐈⬛「るりぃ最近本気の笑顔見せてくんないから」
💚🐈⬛「久しぶりに見た笑」
💚🐈⬛「…グスッ泣 久しぶりに…泣」
🖤💫「ぱんけーき?!なんで泣くの?!」
💚🐈⬛「グスッ泣 お前もな笑 泣 」
🖤💫「…!」
🖤の心)そうだ…最近心の底から笑ってなかったな。
本当の自分じゃないみたいに。
本当の感情じゃなかったんだ…
我慢してたんだ…
…無理してたんだわ。多分。
…今までの我慢してた俺は…
今までの…心配かけてた俺は…
全部…全部…
ぱんけーきに消してもらったんだ…
だからこんなに心が楽なんだ
🖤💫「…ぱんけーき」
💚🐈⬛「ん?」
🖤💫「ありがと」
💚🐈⬛「…何が。笑」
🖤💫「心を…その…楽にしてくれて」
💚🐈⬛「…ボクは何もしてない」
💚🐈⬛「るりぃが自分で克服したんだよ」
🖤💫「…!」
💚🐈⬛「…ママと話してみたら?」
💚🐈⬛「ボクも一緒にいるからさ」
🖤💫「…そうする。」
💚🐈⬛「ママも…お前はママにとって大事な娘だもん、きっと聞いてくれるよ」
🖤💫「…! そうだね」
🖤💫「話して見るよ」
💚🐈⬛「頑張れ!!」
🖤💫「うん!!!」
その後はぱんけーきがそばにいながら
ママと話して
わかり合って。
仲直りして
前よりは…快適になった
ぱんけーきは凄いな〜と思った
心の支えみたいな物だ
ぱんけーきは…みんなの恩人だ。