テラーノベル
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“一ノ瀬菊っ、返事!”
「ぁ、うん…ハイ!」
“いい?病院での支払いって連絡をもらったけど、そのまま連絡が途切れたから私でも異常事態に気づくわよ。だからおにいに状況を伝えたのね”
「うん。お兄さんにもご迷惑をかけた……」
“序の口ってやつよ。よく聞きなさいよ?おにいが状況把握のために、菊の代理だと言って医師と面会して支払いをした、それはいいのよ。で、どうして菊が病院からいなくなったのか、が私たちには疑問だった。連絡が取れないから家へ行く。いない。バイト先へ行く。辞めたって言われる。また家へ行く……で、オバサンたちと会ったわけ”
「……あ……そう……」
“クッソばばあだね、あれは。息子はポンコツだし”
「永美、よくわかったね。あの人たち、家に来てたってこと?」
そう聞きながら、正子叔母さんたちの顔と声を思い出す。
“そう。で、初対面では、私もあっちも菊の居場所を知らないか、連絡が取れない、っていう会話をさらっとしただけ。本当に親戚かどうかも私には分からないから、もちろん病院のことも何も言っていない”
「永美、ナイス!」
だんだんと力がみなぎる感じだわ。
“じょーしき。で、次の日もまたその人たちがいたの。車が前にあったからわかったのよ”
「コンパクトカーだね」
“それ。だから私は入らないで帰ろうかと思ったら、聞こえて来たのよ……最低な会話が”
「……ああ……遺言とか遺産がナントカ、言ってた?」
コメント
4件

永ちゃん良い子でよかった。あのメモ書き何だったの💦
クッソばばあに♡♡♡(´゚艸゚)∴ブッ まさにそのとおり! 永美ちゃんもお兄さんもほんとにありがとうございます😭 さすが菊ちゃんの親友👍毎日家も行ってくれてたんだね、心配で😭 そして聞こえてきた…最低な会話が。 そこでまたお兄さんが聞きに行ったり調べてくださったのかな。 コンパクトカー見たら要注意だね⚠️

ハイエナ親子だね💢