部活にて。
ワシジョウ「今日俺はこれからスポーツ推薦のメンバーと面談に行くから。
外周1周して
走り終わったやつからサーブ練習しとけ
以上。」
もうそんな時期か。
俺も、白鳥沢高校に入学が決まった時
バレー部に所属したいというのを面接で
答えた。
ちょうどこの時期くらいに監督たちと
面談したんだっけな。
という訳で今日は本格的な練習というよりかは
体づくりの運動がメイン。
俺はバレーがしたいけど。
サトリ「外周だって〜若利クン、今日は置いていかないデネ〜?」
ワカトシ「ああ、努力する」
エイタ「そこ努力するとこなのかよ!自分のペースでいいよ若利」
サトリ「エエ〜?みんなで一緒に走ろうヨ!最後まで☆」
レオン「(いるよなぁ、一緒に走ろうって言う嘘つくやつ…)」
ワカトシ「ああ、みんなで一緒に走ろう」
エイタ「マラソン大会かよ!!」
シラブ「(速い牛島さんの後ろついてこっと…)」
先頭に、牛島さん、天童さんから
後ろに二列で続いて走る。
白鳥沢学園は広いから、体育館を出てからすぐ
外周みたいなもんで。
ほんと広い。
俺たちバレー部の体育館はバレー部専用で
もう1つ、バスケ、女子バレー専用だってある。
校門まで着くのにも走って3〜5分とかだろうか。
校門が見える。
なんだか人だかりができてるな…
女子ばっか…
校門を出てすぐ、急に前の牛島さんと天童さんが立ち止まった。
エイタ「おわっ!?急に止まるなよ!」
瀬見さんは天童さんにぶつかっていた。
その後ろの俺も瀬見さんにぶつかりそうになった。
シラブ「どうしたんですか…」
俺が聞くと、牛島さん、天童さん、大平さん、瀬見さんは真っ直ぐ前の方を見ていた。
そこにいたのは
『ついてこないでよ!』
美樹の声?
?「そんな事言わないでよ〜美樹ちゃん」
あの制服青葉城西の…?
エイタ「美樹と及川徹じゃねえか…!」
ワカトシ「厶…美樹大丈夫か?及川徹は確か…」
サトリ「美樹チャンの元彼だよネ、、?」
レオン「あれ、、大丈夫なの?」
は?
美樹と元彼の及川…徹?はなんだか言い合いをしているようだ。
『離して!』
は?
なんで元彼がここに来てんの?
は?
状況が理解できない。
俺は混乱してるのと嫉妬?とで気が狂いそうで。
サトリ「ちょっと美樹チャンやばそうだから助けに行った方がヨクナイ!?」
どうしよどうしよと天童さん達までもが
焦ってる。
と、その時及川徹が美樹を抱きしめて…
遠目だが…
美樹にキスをした。
サトリ「ワアアアアアアアア」
ワカトシ「!!!!」
エイタ「はっっっ!?」
レオン「っっっ!?」
みんなが驚いていた。
もちろん俺も、驚いた。
だけどもう、天童さんたちのびっくりした声が後ろから聞こえる。
体がいつの間にか動いて、美樹たちの元に走っていた。
コメント
3件
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
あらら...
次がどんな展開かめっちゃ楽しみです!!