テラーノベル
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irxs 青黒
どちらもモブレの描写があります。
ただただかわいそうです。
途中まではほのぼのしてますが騙されないでください!
それでも良ければお進みください!
青side
俺はいわゆる「優等生」だ。
成績も常に上位三番以内、先生からも好かれ、誰にでも平等。
いいようで、つまらない。そんな学校生活。
その生活が一変したのは高校二年になってからだった。
獅子尾悠佑。クラスではいつも一人で虚空を見つめて、授業中は外を眺めているような奴。
恰好は不良そのものといった感じだけど、学校の不良グループとは案外つるんでいないようだった。
俺は彼に興味が湧いた。
たまたま席が近くになったから、話しかけてみた。
「獅子尾くん…やったっけ?」
「何、なんか用」
「俺さ、クラス委員の猫宮いふ」
「あのな…」
「あっそ」
俺たちの初会話は何ともあっけないものだった。
クラスメイトには若干引かれた。
『あいつ、獅子尾に話しかけてるぜ』
『珍しいよな』
…人とはダメと言われると逆にやりたくなってしまうものだ。
俺はめげずに話しかけまくった。
一か月くらい続けたときだった。
「お前さ、なんで俺の事そんなに構うん?」
「クラス委員だし、獅子尾くんに興味があって」
「…あほなん?」
「!?」
「あ、あほ…!?」
「はぁ。もうええわ。」
「俺ももう突き放すのもつかれた。」
「というと?」
「まあ、わかるやろ」
「つまり、」
「友達になってくれる…ってことやんな」
俺がそう言うと、獅子尾…あにきはふんと言って踵を返していった。
あ、あにきは俺が勝手につけたあだ名。
話しているうちに、一つ気づいたことがある。
あにきは別に不良じゃないってこと。
笑う顔はやさしくて、ちょっとかわいいってこと。
恋愛感情に少し似たような、もやもやした気持ちを抱えたまま、俺は友達を続けた。
コメント
1件
よかった…! 青が「ダメと言われるとやりたくなる」って理由で獅子尾に話しかけ続けるとこ、人間味あって好きだな。あにきと呼ばれる獅子尾が「あほなん!?」って言い返すギャップに笑ったし、ちょっと優しいところ見えたのも心温まる。でもモブレってタグと「かわいそうです」の注意書き…このほのぼのした空気がいつ壊れるか怖いし、続きが気になるよ。しっかり読ませてもらうね🌙