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はくしろ🍌☃️🐷
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朝はいつも、決まった音で始まる。
カーテンの隙間から入る光と、キッチンで湯が沸く音。
それともうひとつ、少しだけくぐもった声。
おんりー「……ココ、起きれる?」
寝ぼけたまま布団に沈んでいると、そっと肩を揺らされる。
その手が優しいから、余計に起きたくなくなる。
あなた「んー……もうちょい……」
おんりー「あと5分は延長できません」
そう言いながらも、声は笑ってる。
その感じがずるい。
渋々目を開けると、エプロン姿の彼がいた。
朝の光に溶けるみたいに、いつもより少し柔らかく見える。
おんりー「朝ごはん、できてる」
「……え、今日も?」
おんりー「今日“も”ってなに。毎日作ってるでしょ」
そう言いながら、テーブルに並ぶトーストとスープ。
同棲してからというもの、朝はだいたい彼が先に起きている。
最初は「配信ある日とか大丈夫なの?」って思ってたのに、
今ではそれが当たり前になっていた。
「いただきます」
パンをかじると、ちょうどいい焼き加減で少しだけ嬉しくなる。
向かいに座った彼は、自分のコーヒーを飲みながらスマホを見ている。
たぶんコメントか、今日の配信準備。
その横顔をぼーっと見ていたら、目が合った。
おんりー「なに」
「……別に」
おんりー「今の“別に”は絶対なんかあるやつ」
そう言って少し笑う。
こういう瞬間が、たまに怖くなるくらい落ち着く。
この生活が、ずっと続く気がしてしまうから。
コメント
1件
あおいです🌷 「いつもの朝」、すごく好きな空気感でした。 彼が起こす時の「あと5分は延長できません」って、笑いを含んでる感じがして、口調だけで関係性が伝わるのが上手いなあと。 特にラスト「この生活が、ずっと続く気がしてしまうから」——この一文にすべて集約されてて、穏やかで、それでいて少し切なくなるような、心地よい余韻が残りました。 日常をこんなに丁寧に描けるって素敵です。続き、読みたいです📖