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洗面所からリビングに行かないで自分の部屋に行こうとする。
おむつカバーをしていないのでいくら新開発のオムツといっても落ちてこないか心配なさゆりは必要以上にゆっくりと歩き安全策をとる。
少しでも早足になるとおしっこをいっぱいに吸った重いオムツが心配なのだ。
リビングの方から声が聞こえるがそれを無視し、気配を消しながら廊下を歩く。
すりガラスになっているリビングのドアさえ過ぎれば安全地帯。
恐る恐るその横を通りかける。
(さゆり!)
母の声だ。
母から逃げ切れる訳もなく
(ちよっと部屋いってくる)
と言い訳をし逃げようとした。
(お部屋行く前にちょっと来なさい、オムツは?おしっこしてないの?おもらしは?)
返事をする間をあたえず質問を投げかける。
(さゆりちゃん?そんなに心配なの?)
おばさんが母と話している。
(さゆり!早く!)
仕方なくドアを開けみんなのいる所へ行かされる。
母の横に立つさゆり。
(おしっこでたかでてないか言いなさい)
鋭い目がさゆりを睨む。
(さゆりちゃんおばさんになら言えるかな?おしっこしちゃった?)
そう言われても言えるはずがなく黙っているさゆり。
痺れをきらした母がさゆりのスカートをめくりオムツを確認する。
(これはなに?これでもおもらししてないって言うの!?)
おもらしサインどころか大きく変色した紙おむつを見た母。
(もうこの子は……)
立ってさゆりの手を取りオムツ交換のため隣の和室に連れていく。
何気なくXLの紙おむつを広げ布おむつを重ねていく。
それを見たおばさん
(紙おむつってそうゆう使い方もできるんだ、パッドと同じよね)
まだ立ったままのさゆりのスカートを脱がすと汚してしまった紙おむつが見え、親戚にも姪っ子にもオムツ姿を見られてしまった。
(さゆりちゃんのオムツだーお姉さんなのにおむつー!)
姪に言われて恥ずかしく両手でオムツを隠そうと前を抑える。
(なにしてるの!いちばんの赤ちゃんはここに仰向けになりなさい!)
23才なのにおねしょもおもらしもしてしまうことになりいい返す言葉がない。
仕方なく母の前に仰向けに寝てオムツのテープをベリベリと外される。
幸か不幸かアソコに毛のないさゆりのその部分は小学生、いや幼稚園児と同じかもしれない。
おしりふきで拭いてもらっている様は幼児とさほど変わらないようだった。
新しい紙おむつを当てられたさゆり。
さらに何かをしようとしている母の方に目を向けると、おむつカバーを当てようとしたいた。
(ママおむつカバーはやだ!)
抵抗するさゆりに
(おもらしする子が何言ってるの!)
と言いながら両足を持ち上げおしりを浮かされておむつカバーを当てられてしまう。
紙おむつと布おむつよりもさらにモコモコになったさゆりの下腹部。
歩くことは出来たものの少しがに股にならないわけにはいかなかった。
おむつカバーには姪が好きそうなキャラクターが書かれていて羨ましそうにそれを見ていた。
(お出かけするまでそのままでいなさい、また漏らしちゃうと面倒だから)
言葉が胸に突き刺さる。
外羽タイプのおむつカバーはさゆりの羞恥心をかきたて恥ずかしい反面、少し嬉しくもあった。
体つきは一般的な女性なものの下腹部を守っているものはショーツではなくオムツ。
好きだったオムツを不可抗力により当てられることになり恥ずかしい気持ちがあったさゆりしかし今は少し嬉しい気持ちを持ち始めていた。