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コメント
6件

はわわわ。。良すぎる。。前回もコメントしたのですが相互って可能でしょうか?一応私成人済みでして。。素晴らしい主様の作品を見たいんですよね。。。|˙꒳˙) チラッ
望んでいたものが見れました✨️とてもとても満足です🙂↕️ リクエストに答えて頂きありがとうございました!! これを毎日見て生きながらえます👍
■事務所様、ご本人様、関係者様とは全く関係ございません。
□リク内容『rulrでruに監禁されるlr / 最初は嫌がるのに少しずつ堕とされていくlr』
□リクエストありがとうございました!少しでも喜んで頂けると嬉しいです!(打っている側はとっても楽しかったです)
※現在はリクを受け付けておりません
最近、無断で配信を休んでいるライバーがいると話題になっている。
まだ一週間程とはいえ、そのライバーが理由も無く一言も無く配信を休むことなどありえない…そう思っている者が多いからこそ、こんなにも話題に挙がっているのだ。
そのライバーと仲の良い配信者は定期的に彼に呼びかける時間を作っており、そのメッセージに同調するようにリスナーたちもコメント欄で呼びかけを行っている。
これだけで、どれだけ愛されている人物なのかというのが伺えるだろう。
勿論、俺も同じだ。
「まだ戻ってこないんですか…皆待ってますよ。俺も待ってるんで、早く、帰ってきてください」
配信の最初に差し込んだ呼びかけの時間。
それに対してロウルフの皆が次々とコメントを投稿していく。
全てがあの人を心配し、早く戻ってきてほしいと、元気な声を聞かせてほしいと願う言葉だ。
「見てますか。貴方への言葉、こんなに届いてますよ。他の人の配信でも同じです」
そう、こんなに温かいコメントが言葉が沢山溢れている。
貴方を待っている人はこんなにも沢山いるんです。
だから…
「自分で見られないロレさんのために、俺が見せてあげますね。はい、今日の分」
にっこりと笑ってベッドの上に座るロレさんにパソコンの画面を見せる。
直後、すっとこちらに伸びてくる手。
「おっと」
パソコンを奪われる前にひょいと動かせばロレさんが顔を歪めて舌打ちする。
「お前が俺を帰してくれれば自分で見れるんだよ…」
「そうっすね」
「分かってんならコレ外せよ…!」
そう言って自分の足を指さすロレさん。
そこに視線を向けてみれば、捕まえられればいいやと適当に選んだものの、だいぶ頑丈で良い仕事をしてくれている足枷が見える。
「似合ってますよ」
「黙れ…!」
「褒めてんのに黙れって言われるマジか」
ロレさんが無断で配信を休んでいるのは俺が原因だ。
俺がロレさんを連れ去って、そのまま誰にも教えていない場所で監禁を始めた。
ヒーローにだってバレていない。
そんなことをした理由?
好きだから、愛してるから、俺だけのものにしたかったから。
それ以外に何かあるだろうか。
「ロレさん、もうロレさんには俺しかいませんよ。だから早く諦めた方が良いっすよ」
「うるせぇ…」
「ははは、黙れとかうるせぇとか酷すぎ。もう少し優しい言葉くれてもいいじゃないすか~」
「この状況で優しい言葉貰えると思ってんのイカれてるよ」
イカれてる…まぁ、確かにそうかもしれない。
でも俺をこんな風にイカれさせたのは自分なんだって自覚は持ってもらいたいものだ。
「まぁ、嫌でも最後には俺に堕ちますよ」
「じゃあ耐えてやるよ。最後まで耐えきって絶対にここから、お前から逃げてやる」
きっと鋭く俺を睨みつけるロレさん。
果たして何処まで強気でいられるのか楽しませてもらうとしようか。
「じゃあ、俺はとりあえず一旦部屋から出ます。動画もオアズケってことで」
「え…」
「明かりも持って行くんで。まぁ、何かあったら叫んでください」
そう言って俺は、薄暗い、静かな部屋にロレさん一人を残した。
俺は静かな場所を探すのが得意だ。
外の音を断ち切り、無音に近い場所を与えることは容易い。
音がある事に慣れた人間にとって、音のない世界は精神的を不安定にさせ孤独感を抱かせる恐怖の対象だ。
外の音を感じられない人間に聞こえる音は『体内の音』。
心臓の音、呼吸の音、次第に血の流れる音にまで敏感になっていく。
聞こえれば聞こえる程、聞こえすぎる程、その音に対しての不安は強くなっていく。
完全に音を無くした状態にすれば短い時間で幻覚を見始める者もいる。
音が無いとはそれほどまでに恐ろしい世界なのだ。
別にロレさんの精神を狂わせたいわけではない。
だからわざわざ無音に近い場所を選んだのだから。
まぁ、近いっつーかほぼ無音だけど。
それに加えて薄暗い部屋…不安を煽るにはそれで充分だろう。
「さて、何日耐えられるかな…」
一時的な無音を好む者は存在するだろう。
でも、ロレさんに与えるのは一時的な声と音だ。
すぐに限界を迎えるとは思っていない。
こういう時のロレさんの精神力は化け物並みだから油断しないように気を付けなければ。
ある意味これは騙されるかどうかの勝負でもある。
「まぁ、相手の空気を読むのは俺の方が上なんで。何度やっても俺が勝ちますけどね」
・
・
・
「どうも~」
結局ロレさんが俺を呼ぶことは無かった。
一夜明けて扉を開ければロレさんがゆっくりと顔を上げる。
その瞳はまだしっかり俺を捕らえて睨みつけている。
「ロレさ~ん、優しいロレさんにそんな瞳ぇ向けらえると悲しいっすよ~」
「………」
「嘘。そんな顔、今まで見たことないから今すげー興奮してる」
「変態が…」
ロレさんのこんな表情、瞳、一体今の今まで誰が見たことあるだろうか。
いや、この人の過去なんて俺は知らないからもしかしたら向けられた奴もいるのかもしれない。
でも同期は勿論、先輩も、後輩にだって見せたことはないだろう。
「どうでした。この部屋は」
「最悪だよ」
「…不安に、なっちゃった?」
「むかつく聞き方してんじゃねぇよ…」
あー、態度が悪いロレさんもいいな。
なんて思ってることがバレたら嫌がられそうって思ったけど、顔に出てたのか、それともロレさんが表情を読むことに長けているのかバレバレのようだ。
「三日」
「は?」
「今度は三日、放置するんで」
そう言いながら三日分の食料と水をロレさんの手が届く場所に置く。
音が増えることに安心するのは大間違いっすよ、ロレさん。
増えるのは結局『本人が出している音』にしか過ぎないのだから。
賢いロレさんはすぐに気付くでしょう。
自分で音を出さねば音は生まれない。
それがどんなに人間を追い詰めてしまうのか。
そして更に気付くでしょう。
俺は、やろうと思えば更にロレさんから音を奪えたのだということに。
分かりますか、愛っすよ、これ。
「ロレさん」
細いロレさんの両手首を掴んで押し倒し、無理やり口付ける。
舌は噛み切られては困るため入れない。
これは俺のものになった後のお楽しみってことで。
「ん゛っ、ん~っ…!」
嫌なのだろう。
離れてほしいのだろう。
拒絶したいのだろう。
もっと鍛えておくべきでしたね。
「怖くなったらいつでも呼んで?ロレさんのためならいつだって来てあげるから」
そう耳元で囁く。
まだ、瞳はしっかりと俺を睨みつけている。
きっとロレさんは三日を耐えるだろう。
耐える…は少し語弊があるかもしれない。
「絶対に呼ばねぇよ」
強がった姿を見せる余裕が残っている、が正しいか。
・
・
・
あれから三日、たった三日だというのに長く会えなかったような気分になる。
戦闘時に装着する仮面を身に着け、少し弾む足取りで部屋に向かい、期待しながら扉に手をかける。
「……」
扉を開ければ、三日前のようにゆっくりと顔を上げるロレさん。
その瞳はやはり俺を睨みつけてはいるが、少し揺らぎが見える。
「楽しいかよ、こんなことして。こんな、俺を見て」
悔しそうに、忌々しいといったように俺に声をかけてくるロレさん。
俺は仮面も外さないし、言葉も返さない。
「…なんとか言えよ…つか、仮面越しに見てくんな…」
外さない。
返さない。
「……小柳…?」
あぁ、俺の名前を呼んでくれている。
愛おしい。
でも、外さないし、返さない。
「…何か言えって!仮面も外せよ!!」
俺は何も言わずに指を五本立ててロレさんに見せる。
そして、前と同じように今度は五日分の食料を置いた。
「…」
ロレさんの瞳が大きく揺らぐ。
どうですか。
無音に近い世界は居心地が悪いでしょう。
せっかく俺が来たのに声が聞けないから望んでいた他の音が得られなくてもどかしいでしょう。
やっと自分以外の人間が来て、自分を認識してくれると思ったら仮面でその瞳は見えなくて逆に不安になるでしょう。
人間って意外と脆いんですよ、ロレさん。
誰の名前を呼んだんですか?
イブっさん?ふわっさん?エクっさん?くずっさん?それとも叶さん?
残念でしたね。
誰からも声が返ってこなくて。
「あ…」
結局一言も喋らず出て行く俺に目を見開くロレさん。
背中に向けられる視線を感じながら、俺はやはり何も言わずに部屋の扉を閉めた。
・
・
・
あれから五日。
俺は前と同じスタイルでロレさんの待つ部屋へ向かう。
「……っ…」
扉を開ければ、今までとは違って勢いよく顔を上げるロレさん。
口角が上がりそうになるのを耐えながら一週間分の食料を見せる。
ロレさんの表情が強張るのが見えた。
「………何、なんだよ…何なんだよっ…」
あの状況で五日放置されるのは相当キたようだ。
自分の顔を両手で覆い、俺への不満を、怒りを遠慮なく垂れ流し始める。
わざと人を怒らせる言葉を選んで、俺を怒らせようとしているのが分かる。
そんなことしてまで俺の声を、他の音を聞こうとするロレさんが愛おしくて仕方ない。
前回と同じように部屋を出ようとロレさんに向ける。
その時だった。
「頼むから何か言ってくれ!俺をちゃんと見てくれよ、小柳!!」
必死に求める、強請るその声に前に出そうとした足を止める。
「もう嫌だ、こんなの嫌だ…お願いだから俺に声を聞かせてっ…小柳がちゃんとそこに存在してるって、俺を見てるって教えてくれよっ…!」
その言葉に俺は再びロレさんの方に身体を向ける。
そして、ゆっくりとベッドまで歩み寄り、その上に足をかけて乗る。
それを見たロレさんが少し慌てたように近付いてきて、俺の仮面に手をかける。
そして、ゆっくりと外して俺としっかり目を合わせた。
「小柳……俺の名前、呼んで」
「……ロレさん、そんなに悲しかった?」
俺の声を聞いたロレさんの瞳からぽろっと涙が一粒零れる。
望んでいたものを、聞きたかったものを、欲しかったものを手に入れたような、そんな至極安心した表情で。
「小柳…もっと呼んで、俺の名前、呼んで。もっと喋って」
「ロレさんが望むならいくらでも。ロレさん、好き。愛してる」
「もっと、もっと…聴かせて」
そう言いながら、俺の胸元に顔を寄せて、耳を寄せて、自分のものではない心臓を音を聞いている。
俺はそれがたまらなく愛おしくて、可愛くて、ぎゅっと抱き締めた。
まだ『好き』も『愛してる』も返ってはこない。
でも、今のこの人には確かに『俺』しかいない。
今は、それだけで十分だ。
「ロレさん、沢山聞かせてあげる。だから一言も一文字も逃さず全部聞いて」
「うん…分かった…、分かったから…」
あぁ、ロレさん。
「愛してる」