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#旅する画家
柘榴とAI

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#すれ違い
おにゅ〜
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九月十五日 ”少女”と出会って十六日目
雨と出会って半月が過ぎた。
雨と私は何年も一緒にいた友達のように話したり、遊んだりしていた。
そんな生活が私の今までの人生の中で一番輝いていた。
いつものように雨と屋上で会って話して帰ると、お母さんが怖い顔で待っていた。
普通ではないそ雰囲気に私は何も言い出せなかった。
「アンタ、いつもどこ行ってるの?」
お母さんが口を開いた。
声色がいつものお母さんじゃない。
「、、、えっと、あの、、」
なかなか言わない私に腹が立ったのだろう。
今度はきつい口調で言ってきた。
「だから、どこ行ってるのかって聞いてんだけど。 」
仕方がないから正直に言うことにした。
「、、、屋上だよ。」
ぶっきらぼうに返した。
「屋上?そこで何してるの?」
言うか迷ったが、こうなったらもう逃げられない。
「女の子と会ってるの。おしゃべりしたり、遊んだりしてる。」
予想していた通り、お母さんはものすごい形相で怒ってきた。
「話して、遊んでるって?ふざけんじゃないよ!アンタ来年受験生なんだよ!?勉強しないでどうにかなると思ってるわけ!?馬鹿じゃないの!そんな子とあってる時間なんて無駄よ!さっさと縁切りなさい!」
そう一息に言うと、私の頬をひっぱたいてきた。
叩かれることには馴れたけれど、この痛みには馴れない。
痛い。熱い。怖い。
でも、
それよりも、
腹立たしさが強かった。
いつも私は大人しくお小言を聞いている。
だけど、今回は無性に腹が立った。
「うるさい!!あの子といる時間は無駄じゃない!なんで、お母さんが決めつけるの!?あの子は悪い子なんかじゃない!凄く凄く優しいのに、、、!お母さんなんかがあの子との時間の価値を決めるな!お母さんが私の何を知ってるの!?」
言い終わったあとは息が切れていた。
でも、大きな解放感を感じていた。
良かった。あの子を裏切らずにすんだ。
コメント
1件
読了しました。この話、めちゃくちゃ刺さりました……。**「あの子との時間の価値を決めるな!」** っていう叫び、すごく綺麗だった。ずっと耐えてた分だけ、あの解放感が尊い。お母さんに叩かれても“裏切らなかった”主人公、本当に強い。雨との関係が現実の壁にぶつかって、胸が痛いけど応援したくなりました。作者さんの描く闇と光のバランス、素敵です。