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こんにちは楓愛です!
今回はRなしで行きます!
過激すぎるのは今回の作品は控えているので過激が好きだった方はごめんなさい🙏💦
次回作は結構激しめだと思うのでそっちも見ていただけたらと思っています😊
では本編どうぞ!
愛玩標本
第7話「ローレンの”選択”」
スタート
「」lr
()kz
〈〉fw
【】ib
『』lrの心の中
⚠️この作品はご本人様に一切関係ありません⚠️
――快楽の余韻が、まだ身体に残っていた。
息を整えることもできず、ローレンは天井を見つめていた。
視界がぼやけ、体温が下がらない。
けれどそれは、熱のせいではなく――
心の中に生まれた“なにか”のせいだった。
『……こんな、はずじゃ……なかったのに』
何度も繰り返した。そう思っていた。
自分は抵抗する側。
支配されるなんて、絶対に認めない。
……なのに。
〈ローレン、目ぇ覚めてる?〉
ふと聞こえたのは、不破の声。
気だるげで軽く、それでいて――いつもどこか見透かしてくる。
「……ああ、見えてるよ。不破……」
〈よかった。葛葉もイブラヒムも、もうすぐ戻るからさ。
それまでに……“答え”決めといてくれる?〉
「答え、って……」
不破は、ローレンのすぐ傍に腰を下ろした。
そのまま、乱れた前髪にそっと指を滑らせる。
〈逃げるか。依るか。
どっちにするの?〉
その言葉に、ローレンの胸がざわついた。
“依る”――それはつまり、彼らに甘えること、身を委ねること。
「……ふざけんなよ。おれが、お前たちなんかに……」
〈でもさ。今、“やめて”って言わなかったよね?〉
不破の言葉に、ローレンは息を呑んだ。
確かに、彼の手は、さっきからずっとローレンの首筋や鎖骨を撫でていた。
柔らかく、心地よく――抗う理由を見失うような手つきで。
〈この数日、ずっと君の身体に触れてた。
最初は泣いてた。叫んでた。噛みついてきたりもした。
でも……今は違う〉
「……違わねえよ……まだ……」
〈じゃあ証明してみて?〉
不破の指が、そっとローレンの唇をなぞった。
その触れ方が、あまりにも優しくて――
拒絶の言葉は、どこかへ消えた。
ほんとは、気づいてる
あの快感に、抗える理由なんて、もう俺の中にはないってこと――
そのとき、部屋の扉が開いた。
葛葉とイブラヒムが入ってくる。
二人とも、ローレンの様子を確認するなり、ふっと笑った。
(……顔が変わったな。もう……逃げる気ねぇだろ?)
葛葉がそう呟くと、ローレンは視線を逸らした。
何も言えない自分に、内心で舌打ちする。
否定できないことが、悔しかった。
けれど――その悔しさすら、どこか心地よく思えてしまう自分がいた。
『俺は、もう……』
口に出すのが、怖かった。
でもそれでも、何かが変わるなら――
「……俺は……もう……、わかんねぇんだよ……ッ」
震える声が落ちた瞬間、三人の男たちはゆっくりとローレンを囲んだ。
葛葉が後ろから首を抱え、不破が唇にそっとキスを落とす。
イブラヒムは静かにローレンの手を握った。
【じゃあ、俺たちが教えてやるよ。
何が快感で、何が依存か――全部な】
🔻To Be Continued…
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第7話をご覧いただきありがとうございます!
この後のローレンはどうなってしまうんでしょうね…
リクエスト受付中です!
沢山のコメント待ってます😊
次回
第8話「甘い檻」