TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する
..:。:.:

:.*゜:.






その日の晩、俊哉が帰宅した頃には、室内は掃除が行き届き、大鍋にはビーフシチューが焚かれ、室内にはおいしそうな夕食の匂いが充満していた




驚いた事に、彼は色とりどりの花束を抱えて帰ってきた




私は無表情で彼の顔色を伺っていたが、彼の方から頬笑みかけて来てくれた



綺麗なセロファン紙でラッピングされた、花束を突き出して言う




「今朝は・・・・本当にごめん、かわいいリンリン・・・ 」





私に花束を持たせるときつく私を抱きしめ、彼は私の頬にキスをし髪を撫でた





「仕事中もずっと反省してたんだ、あんなことするべきじゃなかったよ・・・ほんとにごめんね・・・ 」





私はじっとしていた、本当は彼をはねのけたかった、殴り返してやりたかった、でも一番泣きたかった、無言のままポロポロ涙が溢れてくる



ぐすんと鼻をすすって、花束のラッピングをとき花瓶に飾った





「君がお葬式に行くと言われた途端、ブチッと切れちゃてさ 」





「お葬式に行くのはやめたわ」






復讐ジュリエット~DV元夫に復讐の花束を~

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

195

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚