翌日の朝、アラームで目が覚め、いつも通りに学校に向かう。
春「おはよぉーございまーす」
教室を開けると、モブ以外、皆が手を振って挨拶してくれた。
ちなみにモブは、席に居もしなかった、
春「あれ、モブは?」
クラスの女の子が言う
モブ「なんか今日、休みたいんだって〜」
モブ「あー、言ってたね〜、体調すごく悪そうにしてた〜」
春「へぇ〜」
まぁ人間だしなぁ、急に体調なんて珍しくねぇか、と軽く思っていた。
そしてあっという間に時間が流れたが、委員会等で少々学校に出る時間が遅くなっていた
それで俺は神社へと小走りで行き、着く頃には4時丁度だった。
春「着いた〜」
自分の家かのように神門を潜り、階段を登ると、そこにはモブがいた。
春「…ぉい、?モブ〜、テメェも来てんじゃねぇかよ、てか今日体調悪ぃんじゃなかったのか?」
俺は声をかける、するとモブが振り返る。
モブ「…春…」
なんだ、元気そうじゃん、と思って近づいてみると、モブは泣いていた。
春「は、…なんで、泣いて、」
質問を投げかけるとモブは泣きながらも説明してくれた
話の内容では、
モブは今日、神社が気になって仮病を使い休んだこと、
俺が来る30分前に出て、神社に入ったこと、
入って階段を登り終わった瞬間、首が締め付けられたことなどを話してくれた
きっと灰谷たちの仕業なのだろう、今は人間でも、神でもない、人を簡単に呪って殺せる妖怪だ。
だが妖怪でも呪い殺す理由はある、後で聞かないとな
春「とりあえずもう帰れ、もう二度とここに入った来んな」
俺はそう言うだけどそう簡単には行ってくれなかった。
モブ「なぁ…やっぱり春、おかしいよ、なんでそんなに神社に来たがるんだよ、もうこの神社は使われてもないし、来るだけ無駄だろ、?」
春「…は?」
春「…無駄じゃねぇよ、それに、俺はあの二人を助けたい、あいつらは根は優しいんだ、そんな奴らを俺は助けたい、ただそれだけだ、文句があるなら帰れ」
あまりの怒りで早口で怒鳴ってしまった、
だがまぁこれくらいしないと帰ってくれなさそうだと思った
そしてモブは引きずるように帰って行った。
春「ふぅ、疲れた、無駄に体力使わせんなよな、」
なんて言いながら、掃除を始める、
春「そういや、今日は灰谷達の姿が見えねぇな、早く理由聞きたいんだが、」
そう言っていると丁度急に灰谷が現れる
しかも目の前に
灰谷「は〜る”ッ!おかえり!」
嬉しそうに笑顔で挨拶をしてくる
相変わらず2人とも可愛い
春「ん、ただいま、」
ま、そんな事より、聞かねぇとな
春「…なぁ、お前らだろ、モブの首絞めたの、なんでだ 」
その質問をすると、一気に雰囲気が変わる
春「…おい、応えろ」
少し怖かったが、理由は聞かないと気がすまねぇ
蘭「だって、春取られた、アイツ、邪魔 」
竜胆「邪魔なモノは呪い殺してもいいでしょ、今の俺らは呪い殺せるわけだし」
竜胆「それにあいつ、…居ると、俺らずっと居られなくなる、それだけ」
春「はぁ?、んくだらねぇ…いや、もういい、でもこれからはすんなよ、俺は離れねぇから、良いな?」
灰谷「…」
春「返事、しなきゃ俺もう来ない」
なんて脅しをつける、灰谷どもは慌てて返事をした
春「ん、いい子、もう呪うなよ」
灰谷「…コク」
春「ほら、おいで」
俺は両手を広げる
それに灰谷は顔を明るくして抱きつくそれを俺は抱き返す
春「…よく触ると羽根、あるんだな」
フワフワしてて気持ちい…
蘭「…」
竜胆「…」
春「?、」
すんげぇ形相でこちらを見てくる
春「え、何、何!?」
竜胆「俺らの羽めっちゃ触るじゃん、」
蘭「もしかして好き?これからずっと触っても良いけど?」
春「は?いいの?マジで?やったぁ、」
そしてあまりの暖かさで俺はウトウトし、そのまま抱かれたまま寝た。
はい、今日はここで終わり!今回のは自信ないぃぃッ
だから♡10で続き出すぜ、では、次の物語で会いましょう、バイバイ〜
コメント
1件
もうほんとにまじ大好きです‼️モブの一族がもしかして昔灰谷ブラザーズを生贄にしたのかな……それとも祓い屋家系なのかなぁ…🤭妄想捗りまくりですわ💥💥💥