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田舎にある1つの神社、その名は”旧灰谷様神社”

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田舎にある1つの神社、その名は”旧灰谷様神社”

7 - 妖怪は愛し方も分からないらしい

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2024年04月07日

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春「…ぁれ、俺いつの間に寝てたんだ”…:」

俺が起きたのは夜中の2時、神社のベンチに横になっていた。

灰谷「春、おはよ”」

春「んぉ、居たのか、おはよ」

両端には2人俺を挟むように座っていた、

ずっと見ていたのだろうか…

春「…こんな時間だし、俺そろそろ帰るわ、じゃぁな」

俺は立ち上がり、荷物を持って去ろうとする

2人が急に俺の両腕を握る

春「ィ…”」

春「んだよ、力加減間違ってんぞ…」

そう言いながら振り返る、

灰谷「……」

夜で真っ暗な上に、2人の顔には影ができていて、見えずらかった、でも雰囲気で分かった…

あ、これ寂しいんだ……

春「…明日も来るから、な?」

そう言うと素直に離してくれた。

一言も喋らず

何か違和感があったが俺は気にせず神門まで歩く

神門を出ようと瞬間、壁に当たるような感覚がした

春「ッ、”…んだこれ、出れねぇぞ、?」

何度も通ろうとしたが無理だった、別ルートも無いためこれは完全に”詰み”だった

俺は必死になって後ろの気配に気づかずひたすら見えない壁を叩いていた

そうすると後ろから暖かい体温が俺を包み込んだ

春「ッ”…」ゾワッ

春「なん、の…つもりだ」

嫌な予感…その考えは的中する事となる

灰谷「……」

「春を神社ココから出さないようにする事にしたんだ」

春「は、ッ、なん、で」

蘭「俺ら、春のこと好き、でも春、は月日が流れたら俺らの存在、忘れて、誰かをスキになるでしょ?」

竜胆「だから結界を張ったんだ、これからは誰にも合わせないし、俺らの邪魔、させない」

2人の優しい顔が一気に野獣のような怖い顔に変化する

春「ッぁ…ひュ…」

言葉が出ない、怖い、そうだよ、コイツら今は妖怪、神様じゃない、イタズラもなんでも出来るヤツら、逃げ道、逃げ道を先に考えない、と

なんて馬鹿な頭をフル回転させて何とか逃げ道を見つけようとした

でも何も考えれなくて、咄嗟に出た言葉、それが………

春「ぉ”、俺、…今のお前、ら…嫌い、だ 」

涙を流しながら大きく震え、灰谷達から目を逸らす

その言葉が灰谷に効いたのか、力が緩む

春「ッは、…ぁ、はぁ、…」

灰谷「は…る、」

蘭「やだ、嫌わないで、…嫌われたら、俺らこわぃ、どうなっちゃうの、…ごめん、ごめんなさぃ」

竜胆「ッ〜……嫌わ、なぃで、やだぁ…ごめんなさ、…」

俺が取り乱してる中、灰谷は必死に謝ってくる

_数十分後_

少しお互い黙り込み、

兄の方から話しかけてくる

蘭「ご、ごめん、ホント、春、俺ら、愛し方が、分からないんだ、でも、ホントごめん、………」

続いて弟の方も

竜胆「…ごめん、春…その、はんせぃ、してる…」

さっきの怖い顔とは違い、寂しいような悲しいような顔をして、謝っていた。

それに俺もしょうがないとは思った

生まれてからろくなマナーは受けれず、愛し方も何もかも教えられなく、何もしても無いのに、見た目で神と判断され殺された。

無事神になり、小さな子たちが遊びに来るがそれはどんどん廃(すた)れていき、人気もなくなり2人ボッチ

そりゃ怨念も何もかもが強くなって妖怪になる訳だ、それに彼らは独占欲が強い、仕方ない、仕方ないことなんだ…

春「…ワーッた、…反省してるのはよくわかった、」

仕方ないこととは言ったが、勿論罰は受けてもらう

灰谷「!!…」

春「しかし、俺は今すごく怖かった!しかも夜中だし?2人は妖怪で俺を呪い殺す可能性だってあったし!?」

春「だからこの一週間、俺は神社にいつも通り来るが、お触り禁止だ!!」

俺はお触り禁止令を2人に命じた

そうすると灰谷は絶望した顔を見せる

灰谷「ぁ、ぁゎ…」

春「それともう1つ、愛し方とやらを教えてやる、ワーッたか?」

灰谷「…クゥーン…」

いや犬かよ、と思いながらそれを返事とみなし、ここから1週間俺から灰谷への新しい勉強と、 ミッション(罰)が開始されたのであった!!

春「とりあえず結界外せッ!!」

灰谷「はぃ……」











どうでしたかな?続きは♡100でやりまっせ!!では、次の物語で会いましょう、バイバイ〜!(ヾノ・ω・)

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