なだめるように言うナラさんの
説明は、心底納得出来ない
○○『私ッ、、この部屋で住む
自信ありません、、』
この学校どうなってるの?
綺麗で、設備も整っていて快適に
過ごせそうで最高だと
思っていたのに、、
まさか、男の子と同じ部屋なんて、
ことごとく、ナラさんと会話が
噛み合っていないと感じていたのは
このせいだったんだ。
ナラ『そう思うのは最初だけよ』
ナラ『みんな本当に素敵な
男の子たちだから安心して?』
ナラ『なんたってこの学園の、、』
ナラ『”エリート集団”なんだから』
○○『エリート….集団、?』
ナラ『そうよ。』
ナラ『防弾学園のトップ4って
言ったら分かりやすいかしら?ㅎ』
ナラ『学園長にも認められた4人
だから、なにも心配するような
ことはないわ』
私の両肩に手を乗せて目を見つめて
真剣に訴えるナラさんはウソを
ついてるようには見えないけど、、
○○『だからって、男の子には
変わりないじゃないですか、、、』
私は斜めに視線を落とす
赤い髪の人…見た目も怖かったし、
トップ4って、そもそもなんの
トップなんだろう、、?
ナラ『○○ちゃんの不安も
分かるけど、、、』
ナラ『何事も始まる前から
出来ないって決めつけるのは
良くないわ。』
ナラ『もし、過ごしてみて不都合が
あれば女子寮に移動するって
言うのはどう?』
え?