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次の日、和華は鈴木さんと、青木さん、風堂さんと元へ本の読み聞かせを聞きに、パラオ様は大日本帝国陸軍様、改め、内地様の元へ行きました。
パラオ様と離れるのは少し心細いですけど、パラオ様は内地様の所で安心ですし、鈴木さん達は良い人なので、きっと大丈夫です。
「愛華さんは凄いですね。子供でも分かりやすいように噛み砕いた言葉で書いてあります」
風堂さんは感心するようにそう言いました。
「なら、利久斗でも分かるな」
鈴木さんは相変わらずと言うように、鼻で笑っていました。
「俺は、そんな馬鹿じゃねぇよ」
相変わらずのツッコミの速さで青木さんはそう言いました。
「では、読み始めますね」
わざとらしい咳払いをして風堂さんは本を読み始めました。