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うぅ…😭 読んでいて胸が締め付けられます😢😢 ホソクもグクも幸せになって欲しいです!!!!
グゥちゃんかァァァァァァァァァァ ホビたんと友達なのか!! テテはよく言った!!感動!! 次回も楽しみにしています!!
やっぱりグゥちゃんだったのね😭😭 そして、ホソクさんと友達だったのね😭😭😭😭ありとあらゆるシーンで感動してます、、、 テテちゃんもだけど、辛かっんだろうな……とも思うし、、けどテテちゃんならグゥちゃんのことも笑顔にできるだろう!!!!😖🥹 今のグゥちゃんも見たい、、、、 次回も楽しみに待ってます!
🐯「僕の恋人も…
実験台だったんです…」
🦄「え?…」
テヒョンさんは
さっきまでの顔からは想像できないくらい
暗い顔をしていた
僕は
驚きでしばらく思考が停止していた
🐯「”チョン・ジョングク”って言うんです」
その名前を聞いた時
僕は目を見開いた
僕の頭の中を
沢山の光景がフラッシュバックした
実験所に居た時
“チョン・ジョングク”は
僕の唯一仲良い子だった
個室の研究室に入れられるまで
僕や他の子達は
1つの部屋に1人ずつのベッドを並べて
生きていた
そして、その時
僕の隣のベッドだったのが”ジョングク”だった
研究者達が眠っている間
ずーっと喋っていた
お互いどこで生まれたのかは知らないまま…
グクは、優しい子だった
沢山いる子供の中でも、1番明るかった
でも、連れて行かれる子を見るたび
グクは、恨みと怒りが混じった目をしていた
そういう時は、話しかける事が出来なかった
僕が13歳で、グクが10歳の時だった
あの日
グクは、研究者達に実験室に連れて行かれた
暴れて助けを求めるグクに
僕は科学者達が怖くて
手を伸ばしてあげれなかった
数日経った時
僕も実験室に連れて行かれた
グクと隣の実験室で
僕が放置されている間は
グクの叫び声が聞こえた
恐怖と悲しみと悔しさを感じさせる声に
僕は耳を塞いでしまった
ある日の夜…
ガラスの中のベッドで眠っていると
実験室のドアが開いた音で目覚めた
するとそこには
“0097”と肩に刻まれたグクが立っていた
鳴り響く警報の音に包まれながら
彼はこう言った
🐰「俺…もう嫌です、こんな所…だから、逃げます」
復讐に燃えるような目をしていた
手には、今の僕と同じような爪
尻尾に耳があった
僕に使われた薬は
僕よりも先にグクにも使われていた
🐰「ヒョン…生き延びて下さいね…」
最後にニコッと笑い
そう言い残して
人間とは思えないスピードで
消えて行った…
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