この作品はいかがでしたか?
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12月25日。
たしかに俺はorとてを繋いでいた。
初雪の肌寒い日にケーキを買いに出かけた。
or)このケーキ美味しそうやね〜!
qn)そうだね~、dzさん達も待ってるだろうし早めに帰ろっか
or)そうやね!
その時に何故かorが手を握った。
俺も反射的に握り返した。
握り返したはずだった。
そう、鈍い音がして
俺の手から離れていった。
気づいたときには病院で「手術中」という赤いランプから目が離せなかった。
ランプが消えた時、他にも人が居ることがわかった。
dz)qn…行こう。
qn)…っはぃッ
ガラガラ
医)…orさんは、もう…
bn)やっぱりか。
me)グスングスン…
qn)or…
それからもう3年。
毎年、クリスマスには皆でお墓参りに出かけた。
俺を除いて。
俺は、クリスマスが嫌いになった。
サンタさんはプレゼントは届けてくれるのに、
幸せは届けてくれない。
初雪の日。
俺はひとり、おらふくんの家を訪れる。
実家ではく、おらふくんの住んでいたマンションに。
おらふくんの家にはまだ、温もりがあった。
俺は初雪の日だけおらふくんの家に泊まる。
それも、今年で終わる。
俺は、おらふくんの使っていた包丁をカバンに入れた。
毎年勇気がなかったが、今年でもう決めてしまおう。
黙って、轢き逃げ犯を…。
そしてこう、独り言を呟く。
qn)あの車はぼんさんの。
はい!間に合わないと思ったので急遽の読み切りです!
雪…難しかった😭
でも〜楽しかった〜!
雪の王子様は投稿を続けるのでご安心を!
こちらはノベコン提出作品です!
賞取れると良いな〜
それでは、最期の言葉の意味を考えてみてくださいね!
バイバイ!
コメント
4件
…ッ!? ノ、ノベコン参加ありがとうございます!… もしかしなくても、最後の…