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「ねえ、来月に高校の同窓会あるじゃん 行くよね?」
そう言ったのは中学からの同級生のあみだ
「うん 行くよ」
「やった〜 ゆきが行かないと私行く意味ないからね」
「そんなに?」
心地よい風が髪をなびかせる
もうそんな時期か…
私たちは今年22歳になる ちょうどこの時期、 同総会ラッシュなのか街中の店は大勢の客で溢れかえっている
「そんなにって私にとってゆきは親友なんだから」
その時、スマホの通知がなる
「あ、そうだ ちょうどゆきに相談したいことが あったんだ」
「相談?あみからなんて珍しいね」
「そりゃ私役員だもん。なんか意外にやること
多くてさ大変なんだよ」
確かに今話している最中でもスマホの通知が 鳴り止まない
「相談って何?私に何ができるか分からないけど」
「全然、むしろあんたしか多分覚えてないと思う」
「どういうこと」
「望月くんって覚えてる?」
久しぶりに聞く名前に一瞬、時が止まるような
感覚になる
「望月くんか、覚えてるよ」
なぜこの名前を今出したのか
「望月くんって急に編入してきて急に
転校しちゃったじゃん? でも一応同じクラス だったし同窓会呼んだ方がいいのかなって思ってさ」
望月満(もちずき みちる)
高校3年生の9月に編入してきて11月には他校へ 転校してしまった
「えっと、」
言っていいのか… 望月くんのこと…
「どうしたの? ていうか高校の時からずっと 思ってたんだけどゆきと望月くん仲良かったよね まさかいい感じなんじゃないの?」
興奮した声であみが言う
「いや、そ、それは」
「ほら、教えてよ」
「望月くんは多分来ないと思う、、」
「ふーん そうなんだ なんで?」
「それは教えられない」
「余計に気になるんだけど!」
「別に何も無いから、、」
あみはこういう話には目がない
「じゃあ同窓会の時ゆきのひみつ暴露しちゃおっかな」
「も、もう!わかったから」
望月くん、ごめん、、許して
「望月くんはね」
「月の神様なの」
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