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” 睡 眠 薬 。 “




俺は睡眠薬を1つ取り出し、口の中に放り投げた。



水も無いから飲み込めない。



薬の苦い味だけが口の中へと広がっていく。






kn)うぇッッ……




でも、、、


その苦味なんて一瞬で忘れてしまうほどの眠気が襲ってきた。



kn)んッッ…


俺は…ふと、




kn)このまま……


“寝たきりの生活が続けばな。”



と。口に出してしまっていた。























『夢の中』






nk)きんとき~ッッ!!



kn)ぁ、ッッ…なか…むッッ、


br)きんさ~んッッ!!


kn)ぶるーくッッ、


sha)きんときッッ??w


kn)シャケ、ッッ


kr)きんとき~ッッ!!


kn)きりッ、やん、


sm)…きんとき。


kn)すまッッ、いる、 




 夢の中なんだろう。


だからこそ、


幸せなんだろう。


いつもの日常。

俺が失ってしまった日常。


夢の中でなら…



いくらでも、その日が楽しめる。



あ~ッッ、



この世界にずっと居たい。



いわゆる現実逃避。








kn)ーーッッ!?w


nk)ーーーー! w


br)ーーー!!


sha)ーーーッッ!?www


kr)ーーッッ!!w


sm)…ーー、w







みんなと笑って過ごすこの時間。


すごく楽しかったけど、、


全てが偽りのように感じてしまった。
























『ピピピッピピピッピィィィィッ!!!』




うるさく響く目覚まし時計。

買った時からこんなんだけど…、

やっぱり壊れてんのかな、?





そんな目覚まし時計を見ながら、




kn)俺もこんなんになるまで壊れてしまうのかな…ッッ、



カーテンの間から入ってくる太陽の光

いつもなら


kn)今日も頑張ろ~ッッ!


と言えていたはずなのに。


kn)…はぁッッ。



今日は言えない。



ドアの前に立てば、微かに聞こえてくる

みんなの声。


透き通った水色、和ませてくれる赤色、まとめてくれる緑色、

笑わせてくれる黄色、安心するような紫色。


5色の声が聞こえてくる。



すごく


すごく


楽しそうで


だけど


俺の気持ちは悲しさでいっぱいで


色んな感情に動かされてしまう









『タッタッタッタッ』




階段をあがってくる音。



誰だろう。



その足音は俺の部屋の前で止まった



sm)…きんときッッ、?起きてるかッッ、?



スマイルの声。




kn)…ッッ、起きて…ッッるよ。



ガラガラな俺の声。



sm)入ってもいいか?



kn)……ん。








『ガチャ』







心配そうな顔をして入ってきたスマイル。



sm)大丈夫か…、?



kn)…うん。大丈夫だよ(((ニコ



…グサッ



笑顔を作るたび、胸に矢が刺さるように痛みを感じていく。



sm)そう…ッッか、





今日は学校も休み。


部屋に閉じこもる一日になるだろう。


悲しみでいっぱいな一日になるだろう。









あしたは…



” 少 し で も 楽 し く 過 ご せ る か な … ? “



























NEXT:1000♡




"嫌われた俺の末路___"

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