テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
29
そーあ
2,730
233
430
軽い説明らしきものを受けたあとアジト内の部屋に泊まることになった
そんなに部屋が余っているわけでもないので生徒全員相部屋となった
そして就寝間近となって寝る準備をみんなでしていると外から声が聞こえてきた
京夜と紫苑が面白がってドアの近くで聞き耳を立てそれを止めるために馨や無人が立ち上がり拳をぐっと握りしめながら近づき他の奴らも便乗してドアの近くに行った
すると話している人物たちが近くで止まったのか鮮明に聞こえた
「なぁ知ってるか?」
「何がだよ」
「あの一ノ瀬さんが今此処に居るらしいぜ」
「は!?一ノ瀬さんが!?けどなんでだよ」
「お前何も知らねぇな 今一ノ瀬さん羅刹で教師してんだよ で、今回その生徒たちの見学引率で来たんだとよ」
「まじか その生徒達羨ましいすぎるだろ」
「だよな〜 とりあえず何とか相手してもらえねぇかな」
「無理だろ しかもあの人の相手になる人居ねぇだろ 俺達が相手してもらえたとしても手も足もでないだろうな」
「確かにな〜 隊長だってギリギリだって噂だし」
「あ〜…あの人が隊長務めてる間に此方に来たかったなぁ」
「だよな 戻ってきてくれねぇかな」
「 そういやなんで退いたんだ?あの人最少年で隊長に就いたんだろ?」
「さぁな けど言い方あってんのか知らねぇけど 勿体ないよな」
「ほんとにな」
その後話していた2人は何処かに行ってしまった為それからは聞こえなかったが生徒達は驚くには十分な情報が詰め込まれていた
「先生ってなんか凄い人なんだね、」
「ですね 来ているというだけであれほど話題になるようですし」
「しかも隊長に就けるほどの実力があったわけだ」
「あぁ、余程重要な人のようだ」
「とても気になる!」
「となると何で教師なんかやってんすかね」
「確かにそこが疑問だなァ」
「…一ノ瀬先生って一体何者なんでしょう」
猫咲が呟いたこの一言は全員が思うことだった
約半月指導を受けていたが先程のような砕けた雰囲気は見たことがなかったし
実践訓練で強いことは分かっていたが隊長に就けるほどの実力とそれに敵う人材がほぼ居ないまでとは知らなかった
他の人が知ってて俺達が知らないというのは何故かとても癪に障った
感情が見えず言動も厳しく愛想なんてものは塵一つない
感情は時に原動力になる
どちらが表で裏なのか知りたくなるのが人の性
生徒たちは言葉にして団結したわけではないがこの見学期間中でその少しでも仮面を剥ぐことを目的に加えた
その時四季は何かとてつもない何かの火をつけてしまったような気がしてくしゃみと寒気がしたのだった
コメント
10件

ミステリアスな四季くんも良き~ あと強くて可愛いのもギャップでしぬ😇😇 続きも楽しみにしてるね~!👀✨