お皿を洗い終わって
私たちは寝転んで金曜ロードショーを見てるよ。
クリスマス前だから3週連続クリスマスの映画になって今週はホームアローン。
来週は…なんだっね
『これ、めっちゃおもしろいよ〜』
「そうなんですねッ!楽しみです〜」
さっきみたいに、私は啓悟くん(くん付でOKもらった)の足の間に座ってる。
……
なんか、流れでこうなっちゃったけど。
『啓悟くん』
「ん?どうしました?」
『何か、私に力になれることがあったら言ってね?
なんでも!』
そう言うと啓悟くんは、あははと笑う。
「あはははははふえはははは!」
超笑う。
『なっ!?///私は真剣にッ…』
「いやっ、なんか…前にもそんなこと言われたなと思ってッあはは」
『そ、そういえば、、』
言ったような言わなかったような?
?マークを頭にうかべてると
ギュっと私を抱きしめ
「じゃあ、来週、NO.1ヒーローのエンデヴァーさんが九州に来るんですけど、少し時間がある時にこの辺を案内したくって。
何か、おすすめの場所とかあります?」
『え!?エンデヴァーさん来るの!?』
「はい、ちょっとお話がしたくて僕が呼んだんです」
そう、ニコニコ笑って話す啓悟くんに私はおすすめの場所やご飯屋さんを教えてあげた!
行ってくれるといいなぁ〜〜
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
時計を見ると23時をすぎた。
「あっ、美姫さん、もう俺帰らないと」
『えっ、泊まってかないの?』
「そうしたいのは山々なんですが、俺も色々と忙しくて…」
そう言って、
「一応No.2ですからっ」
と笑う啓悟くん…
だったが
『次、会えるのいつ?』
私がそう言うと少し悲しそうな顔をする。
「いつだろ…、俺も、わかんないです
けど、会いに行ける時は…すぐにこの羽で飛んでいきます」
そう言ってギュッと抱きしめてくれた。
『ん…、、わかった、、』
そりゃあそうだよね、
啓悟くん、
ううん
ホークスは
命かけて世界の平和を守ってるんだもの
それを分かって私はあんな事を言ったのだから…
「じゃ、行ってきます」
『うん、行ってらっしゃい』
チュ
と
私のおでこにキスをして
啓悟くんは、行ってしまった。