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校舎に入って暫くし2人と別れて教室に入る
おはよう,という声が聞こえてくる
『おはよう…』
小さく,けれど殆どの人が聞こえる声で返事をした
そのまま静かに席に着く
僕の席は窓側なので,暇な時はずっと外を見ている
この学園には海外棟と日本棟に別れている
ボケっと窓の外を見ていると,その海外棟の人の姿が見えた
『あ,テツのお兄さん達や』
中等部にいるの珍しいな…と見つめているとカネシロ先輩と目があった
ルカ「POG!!!!!!」
一階にある教室とはいえ,窓を開けていないはずなのにその声は鮮明に聞こえる
その声に釣られてノックス先輩も僕に気付いて手を振る
立ち上がって窓を開ける
それを見て先輩達は窓付近までやって来た
『【こんにちは先輩方】』
アルバーン「【やっほ〜】」
ルカ「【元気〜?】」
僕が英語で話すと2人も英語で話す
『【元気です!2人は何しに中等部へ?】』
そう尋ねると困ったような顔になる
ルカ「【実は日本棟の生徒会に君を探して生徒会室に連れてくるよう言われたんだ】」
アルバーン「【でも正直言っていきたくないでしょ?】」
僕はその言葉に頷く
アルバーン「【追いかけたら女子トイレに入られてどうにも出来なかったって話しておくよ!】」
『【ありがとうございます先輩】』
それだけ話して,先輩達は帰って行った
さて,もうすぐで1時間目が始まる
早く準備しないとね