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あんたやっぱ才能の塊だよ…
初の創作とは思えないくらい上手くて尊敬🫶🌟 言葉選び超神ってる🥹 続き超超楽しみに待ってる✊🏻💞
4月8日(火)
桜が満開で出会いと別れに立ち会う季節。
時が流れるままに過ごした私はとうとう3年生になってしまった。
そんな4月の上旬、この高校にも新入生が入ってくる
3年生は在校生代表として入学式に出席していた。
どうでもよかった。視線を外に向け、快晴の青空を眺めた
春風が心地よく、周りの同期は眠そうにしている。
校長や来賓の話を聞き流している中、1人の少女を見て
私は息を呑んだ
「新入生代表 日向 蕾」
「 はい 」
暖かな春風で靡く夜空のように暗い髪の毛は体育館の窓越しに差し込んでくる
日差しを浴び、神秘的な絵画のようだった
真っ直ぐと進めむ彼女はまるでモデルのようだ
登壇し、マイクの前まで来て代表の言葉を言い始めた。
「ーーー」
言い終わると品のある礼をし、そっと自分の席へと戻っていった。
生まれて初めて息が詰まる と言う感覚を味わった。
あの子は天使なんだ
艶やかな髪。色素の薄い肌。高貴な立ち振る舞い。全てが完璧だ
きっと住む世界が違う。私はなんて足元にも及ばないだろう。
「 以上を持ちまして、華ヶ丘高校第54回入学式を終了いたします」
「写真撮影は校庭で、三年生は退場してください」
式の終わりに会場はざわつく。
「やっと終わったー帰りどっか寄ろー」
「校長話長すぎだっつーのぉー」
「それな〜!」
ざわざわ
各々友達と喋りながら体育館を出て行く
いつも裏門を使う私だが、今日は校門を使ってみることにした
すると、彼女は桜の下で同級生と写真を撮っていた
私は彼女らを横目に学校をあとにした。
「わ、この日記懐かしい」
今思うと馬鹿馬鹿しいことだ。なにが住んでる世界が違う、だ
これは私とつぼみの死ぬまでのお話。
否、
一つになるまでのお話だ__。
〜筆者のあとがき〜
最後まで読んでくださり本当にありがとうございます!
このお話は次かその次で終わる読み切り?にしたいと思っています!
実は私初の創作で、すごく分かりづらい表現もありますが、ご了承下さい💧😢