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次の日。
『おはようございます!!』
職員室の扉をガッと開けて入ってきた羽硝。
「来るのが遅いわハイド」
ミッドナイトが呆れたように言う。
「学年主任と言う自覚を持ちなさいね」
『ははは、すみません』
そう言って自分の席に着いた羽硝だった。
今日の一日は随分と早く終わりそうだった。
そして午後。
『1年A組のヒーロー基礎学行ってまいります』
オールマイトと一緒に1年A組に向かう羽硝。
「わーたーしーがーー普通にドアから来たぁぁぁ」
そう言ってドアを豪快に開けるオールマイト。
1年A組は騒ぎ出す。
『はいヒーロー基礎学担当しますオールマイトとハイドミガンです』
私の担当はヒーロー基礎学…と説明するオールマイト。
『その付き添いのハイドミガンです』
そこそこ知られている私は流石にオールマイトには及ばないがクラスがざわざわする。
「早速だが…今日はコレ!!戦闘訓練!!」
「そしてそいつに伴って…こちら!!」
『入学前に送ってもらった個性届けの要望にそったコスチュームです。』
『着替えたら各自グラウンドbetaに集まってください』
私がそういうと皆は返事をした。
「格好から入るってのも大切なことだぜ少年少女。自覚するのだ今日から自分はヒーローなのだと」
「いいじゃないか皆!かっこいいぜ」
皆が各自で話をしている。
『峰田くん。後で職員室行こうか』
皆の様子を見ていたハイドが峰田に声をかける。
『それじゃ早速始めますよ』
「先生、ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか」
「いいやもう2歩先に踏み込むヴィラン退治は主に屋外で見られるが…以下略」
一斉に皆が質問を押しかける。
『はい皆、一斉に話しかけたらオールマイト困っちゃうから1人ずつね、後最後まで話を聞いてから』
「さ、流石ハイド」
『こういうのは任せてください』