テラーノベル
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「わんだほーい!!」
ショー終わりの控え室。
えむと司の騒がしい声が響く。
「司くん今日すっごくかっこよかったー!」
「ふはは!もっと褒めてもいいぞ!」
「調子乗りすぎ」
私が呆れて言うと、司は「なんだと!?」と騒ぎ始める。
……いつもの光景。
そのはずなのに。
「……寧々」
不意に、後ろから声がした。
振り返ると、類が小さく笑っている。
「なに」
「いや?ずいぶん苦しそうな顔をしているなと思ってね」
「は……?」
「隠せているつもりかもしれないけれど」
類の視線が、えむへ向く。
その瞬間、心臓が嫌なくらい跳ねた。
「……っ」
「図星、かな?」
「……意味わかんない」
私は目を逸らす。
そんなの、
認めたくなかった。
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てんさい