「もうこんな時間…!?」
教室に居た紗奈は急いで勉強道具を片づけた。
時間は17時30分を回っている。
私は鈴凛 紗奈(すずりん さな)。中学3年生
私には好きな人が居る。
それは _
「あ!森井さん…!!」
そう…。
この人は森井杏奈さん、 クラスメイトだ。
私が恋をしたのは4年前_。
5年生の時の話だ。
私には両親が居なく、い〇められて居た。
「お前って両親居ないん??
お前だけ捨てられたんやなw」
「……」
いつも言われている事だし… 気にしないようにしよう…。
と思って気にしないようにしていたのだが…。
「あのさぁ…、 めちゃくちゃダサいって事分からないの?」
「は、はぁ!?」
「そういう事してるからモテないのよ」
「お、覚えとけよ!?」
「そういう所がダサいのよ…」
この時。私はぼーっとして居た。
「…大丈夫?」とボーイッシュの髪が揺れながら聞いてきた。
そう。彼女はボーイッシュ女子だったのだ。
その瞬間。顔が真っ赤になってしまった…。
「あ!うん!ありがとう!//」と真っ赤の顔を隠すように答えた。
現在戻る_。
杏奈は私に気づき「あ、紗奈じゃん。」と言った。
「今日…部活無いん?」
「あ!うん…!あの…森井さんは??」
「部活?あるけど…」
「え、?行かなくていいの…?」
「部活ダルいから…遅 れて行こうと思ってさ。」
「え?駄目だよ…!!」
「杏奈ちゃーん??部活行かなくて良いの?」
「げっ…今から行くよ。」
と言って走りながら部活へ向かった。
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