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〜次の日〜
キーンコーンカーンコーン
「みんなからのお知らせはありますか?」
と日直が大きい声で言った。
すると、目の前に座っている優希が
「はい!」
と言いながら手を挙げた。
「有田さんどうぞ。」
「少し恥ずかしいんですけど…。実は、中1の時から冴木くんが好きでした。あ、あの、付き合ってください…」
「キャー!」
女子の悲鳴とともに男子からも歓声が来る。
「え、あ、で、あ、でもあの…。あの、他に好きな人がいるんで…ごめんなさい。」
他に好きな人がいる
だったら、告白しても断られるから意味ないか。
恋人じゃなくて友人だけでもいい。
ただの片想い…
自分でもバカらしく思えてくる。