Chapter5.再開の誓い
🕯️セレスティア城
地図の上には,いくつもの印が記されていた.
かつての仲間たちの今いる場所だ.
大半はここ,ルミナリアにいる.
「この世界には,まだ,いるのだろうか」
「彼らに会い,集うことができれば……」
セラが静かに言うと,Reluが頷いた.
「前世の記憶を持つ者同士でなければ,この世界の”真実”には抗えない。……俺たちだけでは,足りない」
🌄旅立ちの朝
ミナが荷物を背負いながら、セラに笑いかける。
「さーて、久々の遠出だね。 前世の仲間ってことは……あの子も、あの子も、いるんだよね?」
「ええ。きっと、どこかで生きてる。 私たちが、迎えに行かなきゃ」
カイが剣を背負い、レオンが地図を巻きながら言う。
「まずは南の砂漠都市“ヴァルナ”。 “風の巫女”だった彼女が、今は吟遊詩人として旅をしているらしい」
Reluが馬に乗りながら、低く呟く。
「……そして北の氷原、 “白の塔”。 “封印の守人”だった彼が、今も孤独に生きていると聞いた」
かなめがフードをかぶり直し、にやりと笑う。
「ま、俺は西の“霧の谷”に行くわ。 “あの子”の記憶が戻ったら、きっと俺をぶん殴るやろけど…… それでも、迎えに行かなきゃ,だろ?」
🌌 セラの決意
「この世界を救うためじゃない。 私たちが、もう一度“共に笑う”ために—— 私は、みんなを迎えに行く」
風が吹き抜ける。
🌟 セラのひとこと(旅立ち前)
「……必ず、戻ってくるわ。 らいむさんたちを迎えに来るために。 この王都を、もう一度“みんなの居場所”にするために」
ミナがにやっと笑う。
「うん、あの人たちがいないと、王都の空気が物足りないもんね」
レオンが頷く。
「甘夢れむ、ひづみ、hotoke…… 彼らもまた、前世で我々と共に戦った者たちだ。 記憶が戻れば、きっと力になる」
カイが静かに言う。
「だが、彼らを巻き込むことになる。 それでも、いいのか?」
セラは迷いなく答える。
「……もう、誰も置いていかない。 “あの時”のようには、させない」






