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ポエマーぽいが許して
最終決戦後
冨岡死亡
さねぎゆ
死ネタ注意
(不死川視点)
平和になった世界
いつも見ていたはずの綺麗な青空、いつもにもまして綺麗に見える
それと同じ綺麗な目の色の彼は近頃晴れやかな笑顔を見せてくれるようになった
残った数少ない戦友
かつては大嫌いだった相手いつも冷めた表情をしていた綺麗なはずの紺碧色の瞳も能面のような感情の起伏がない彼の顔は、どうしても好きになれず毛嫌いしていた
でもいつからか少し明るくなった彼の紺碧色の瞳を、綺麗だと思えるようになったんだ
不死川「おい冨岡、来てやったぞ、お前の好きな鮭大根も………おい、冨岡…?」
少し明るくなり、この頃いろんな奴らと出かけたり家に招いたりしていた彼、今回は俺を招いてくれた
机の上にはまだ湯気の立っている湯呑みに入っているお茶、お盆の上に置かれた皿の上に乗せられたお菓子
そこには、残った数少ない戦友をもてなそうとした、長い勘違いで生まれてしまった溝を埋めようとする健気で不器用ながらも優しい温かさがあった
だけど、そこに一番居るべきお前が、お前が、なんで冷たくなって寝てんだよ
不死川「……冨岡…?おい…なぁ………何寝てんだよ…起きろよ…」
俺、まだお前と居たかったよ、あの日の戦いが終わってさ、お前とちゃんと話したりしたけど
まだ足りねぇよ、頼むから起きてくれ、いつもみたいに
冨岡「来たか不死川、鮭大根買ってきてくれたのか?ありがとう」
なんて…もうだめか
俺は冷たくなった冨岡の体を抱きしめた
言葉もでなかった、わかってたよ、わかってた
俺らの寿命は少ない、俺もすぐ行くだろうけどさ、いやだよ
不死川「置いていかないでくれ…」
お前の綺麗な紺碧色の瞳は、俺が話しかけても少しも目を空けてくれなかったよ