『ムジカ。….もうやめてあげて。大丈夫だから』
「デモ、マダ足リナィ。コンナモノジャイ」
『ムジカ。』
「….ワカッタ」
『ボクのためにしてくれたんだよね?ありがとう。ムジカ大好きだよ』
「僕モ大好キ!….デモ僕アイツラ許セナィ」
『そっか……ボクは好きだよ。でもわたしは嫌い。』
『だから、わたしが望んだときやってくれる…?』
「ウン!」
ありがとうムジカ。ボク、ムジカのこと大大大好きだよ。一緒に居てくれて嬉しい。ムジカが居てくれたからボクは悪い方向に進まなかった。ぜーんぶムジカのおかげ。ムジカが居なかったらボクは世界を見ようなんて思わなかった。本当に感謝してる。ありがとうねムジカ。
数ヶ月後
__????
「ゼハハハハハ!!久しぶりだなァ!演奏者!!!」
『ボクは会いたくなかったよ。クソ野郎』
「つれねェじゃねェか!!俺の仲間になるってんなら命だけは見逃してやるぜ?」
『クソ野郎の仲間に?冗談じゃないね。死んでもやだよ』
「そうか。じゃあ死ね」
『ははっ、アンタ馬鹿?このエレジアではムジカの力は強くなる。知らないの?』
「あァ、知ってる。だから何だ?ゼハハハハ!!俺は闇だ!!」
『話になんないね。こんな馬鹿とは喋りたくもない』
「僕コイツ嫌イ」
『うん。ボクも嫌いだよ。だから一緒に戦おうね』
「野郎共!あの化け物の相手はお前らに任せたぜ!!!」
『エースの命とシャンクスの片目。仇はとるよ、ルフィ』
__⚡︎ “•*¨*•.¸¸⚡︎•*¨*•.¸¸♩
__🎼.•*¨*•.¸¸♮
『っ….!!』
「能力者じゃァ俺には勝てねェよ。諦めろ!!!」
『やだね。最後までボクは足掻くよ』
『死之譜楽(デススコア)』
「『 ハァ…ハァ…….』」
『そっちも…..疲れてきたんじゃ…..ない?』
「オ前、嫌イ。オ前、死ネ。」
「化け物が…..!!!」
『クソ野郎もね』
『恨彗世(グロルツォルン)』
「グッ….ッ!?」
『精魂界(ガイストゼーレ)』
「闇穴道(ブラック・ホール)闇水(くろうず)」
『あ”ッ!?』
「トー…!」
とぷん
『ムジカっ…..』
「能力が使えねェだろ?お前の負けだ!!ゼハハハハハ!!!」
『まだ、負けた訳じゃないよッ!!』
『ァがッ….』
「俺ァ前々から思ってたんだ。その実俺にくれよ!!!!」
『はぁ?この実のどこがいいの?ウタウタの実がないと覚醒できない約立たずだよ』
「今はウタウタの実の能力者がいるじゃねェか!!ゼハハハハ!!!」
『ウタに手を出すつもり….?だったら、容赦しないよ』
「ゼハハハハハ!!今この状況で何が出来るってんだァ!!」
__𐄇𖡛 “•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸𐄇⚡︎⚡︎
「聞こえねェぜ!!お前の音は俺には届かねェ!!」
『ふふっ、本当に…?』
「あァ?」
『本当は、最終手段だったけど、今使うしかないね』
「お前…そりゃァ!!!!やめろ!!」首を絞める力を強める
『ヴぁッ…、ゆ..夢世界(ユートピア)』
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オトオトの実最終手段
オトオトの世界(オトワールド)を展開する。それは1度きりしか使えず、1度でもオトオトの実の能力者が奏でる音を1音でも聞いた者をオトオトの世界へと連れていく。
__ある者は、幸せだった昔の夢を
__ある者は、1番辛かった何時ぞやの夢を
オトオトの世界へと引き込まれた人々は、能力者が決めた夢の世界を見る。能力者が幸せの夢を見せたいと願えば幸せな夢へ。能力者が絶望したときの夢を見せたいと願えば絶望の夢を。尚、夢の世界に入った者は夢の中を現実だと思うようになる。ここが夢だと気づく者はごく一部だけ。
オトオトの世界を展開し続けるには能力者が眠る必要がある。
ウタウタの実のウタウタの世界は能力者が眠らないことで展開し続ける。
オトオトの世界を解除する(夢の中から出る)には能力者が死ぬ必要がある。
ウタウタの世界を解除するには、能力者が眠る必要がある。
オトオトの実とウタウタの実の夢の世界は全て対比している。
オトワールドは人々の見たい夢を。
ウタワールドは能力者の見たい夢を。
1つ、違う点があるとすれば魔王トットムジカがもう存在していること。
ウタウタの世界を解除するには、能力者が眠ること。もう1つは魔王を同時攻撃し倒すこと。
しかし、オトオトの世界に限らずトットムジカは今、現実にも存在してる。
故にオトオトの世界から脱出するには、能力者を殺すこと以外方法はない。
🎼.•*¨*•.¸¸🎶🎼.•*¨*•.¸¸🎶
良い人には幸せの夢を。
悪い人には絶望の夢を。
今、現実世界で起きているのは世界人口の約2割だけ。
『ムジカ。ボクは眠らないといけないから、ボクの身体を守ってくれる?』
「ウン。分カッタ」
『ありがとう。大好き』
ルフィside
「おいルフィ!早く来いよ!!」
『あ…待ってくれよエースー!!』
「相変わらずだなぁルフィは…」
『サボ!!』
「ルフィ!!今日はワニをとりにいくぞ」
『ワニー!!にししっ』
__ルフィは、海賊王になる男よ!!
『….?なんだぁ?』
「どうしたルフィ?」
『ん?いや、なんでもねェ!!今行くー!!!』
「お前弱っちいなァ…」
『なんだとぉ!?!?俺は弱くねェ!』
「エース。ワニは仕方ねえよ。ルフィは悪魔の実を食ってんだから」
『サボぉ』(´。✪ω✪。 ` )☆.。.:*・
『にししっ、俺ァ強いんだぞ!!俺の拳はピストルのように痛いんだからな!!』
「へぇーーふぅーん….」
『なんだよぉ!!その言い方!!!』
__ルフィは海賊王になる男だ!
『んー?….』
「ルフィ。お前今日おかしいぞ?」
『おかしくねぇ!』
__ルフィは、海賊王になる男だ…!
『なんか…ずっと声が聞こえんだよ!』
「声ェ?ルフィ、耳バグったか?」
『バグってねェ!!』
__????
『やはり…こうなったか…。それにしても幸せな夢を見せてくれるとは太っ腹だな』
「気づくのが早いよ。センゴクさん」
『姿を見せてくれるとは….今ここで君を殺してんもいいんだぞ?』
「そんなことしませんよ、センゴクさんは」
『ほう?』
「分かってるでしょう?」
『……….』
「今からでも引き返せば…!いや、無理か………」
「大丈夫です。安心して夢を見てください。3日だけですから」
『….私は、案外君の奏でる音が好きだったぞ』
「ふふ。嬉しいです。」
『………..』
「また会えますよ。ボクの意思を継いでくれる人達が、いずれセンゴクさんに会いにきます。」
『….そうだな』
「….センゴクさんにこれを。」
『手紙か…?』
「はい。この世界が閉じたとき….開封して読んでくださいね」
『…あぁ。』
「では、素敵な夢の世界を。大好きです、センゴクさん」
トールside
「この風はどこからきたのと♪」
『この歌声は….』
🎼.•*¨*•.¸¸🎶🎼.•*¨*•.¸¸🎶
あとがき
✧トール✧
本当は夢世界(ユートピア)を展開するのはもっと先の予定だったけど、黒ひげという名のクソ野郎に出くわしちゃったから、使っちゃった。クソ野郎が大嫌い。●ね!
✧黒ひげ✧
クソ野郎。
✧ルフィ✧
「何か違和感が…?」エース!サボ!待ってくれよォ〜!
✧センゴク✧
結構トールのこと気に入ってたからお別れで寂しい人。
見て下さってありがとうございます!!
そろそろ完結に近づいてきてますね!だいたい後3話くらいで終わると思います
次回をお楽しみに!
コメント
1件
いつも読ませてもらってます!細かい所までスゴイ!