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🍪「どぬ、食べ過ぎですよっ笑」
🍫「それなぁっ、ハンバーグだからって笑」
🐏「俺の倍は食べてるじゃん 笑笑笑」
🦊「で、でもったっつんよりは食べてないしっ!」
⚡️「なんや〜?」
笑笑
ずる、楽しそうだなぁ…
この会話を見てるだけ辛い。ずっとだし。
でも、純粋すぎる彼女を、幸せそうな顔を、壊したくはないけど俺を見てほしい。
そういう俺、もふの願いは欲張り過ぎだろうか。
大好きって毎日言ってくれて、抱きついてきてお菓子も作ってくれて、最高な彼女に愛を求めすぎているのだろうか。
🦊「もふくん? 大丈夫??」
考え事をしてると、どぬが心配して俺の隣に座ってくれた。 ずっとこうだったらいいのに。そう思ってしまう。
でも、笑っていてほしい。
👓️「なんでもないよ?笑 大丈夫ッ!」
そういって俺は何度ついたかわからない嘘を、作った愛を、君に伝えてしまった。
🦊「そっか、…」
きっといつものようにみんなのところに戻るのだろう。
俺が傷ついてるのなんか、知られることはないんだろう。
そう思っていたのに。
🦊「もふくん、行こ?」
どこに、? と尋ねる時間もくれず、どぬは俺の手を引いて前を歩いていく。
俺も足をもたつかせながら、早足の彼に遅れないよう、しっかりついて行った。
︙
しばらく歩いて昔、俺と君がよく遊んだ公園にたどり着いた。
懐かしいな。
🦊「隣、座って?」
いわれるがまま、隣に座る。
ちょっとした沈黙の後、君は話した。
🦊「もふくんさ、俺の大好きが嘘だと思ってるんじゃないの?」
🦊「俺が他のメンバーとばっかり話してて傷ついてるんでしょ?」
🦊「それでも、平気なふりして、大丈夫って言ってたんでしょ?」
次から次に、俺の心を読んでいるかのように、君は告げる。
👓️「っ…」
言葉が、出てくれない。
君に、大好きは嘘だった。って言われると思って怖くて。
でも、違った。
🦊「俺はさ、もふくんのこと、誰よりも愛してるよ、」
🦊「こんな俺を選んでくれたもふくんがだいすきなんだよ、」
🦊「だからさ、俺にさ、
ちゃんと伝えてよっ、泣」
君は泣き出した。俺につられて。
二人で泣きながら抱きしめ合って、本音を話して…
🦊「ひとつ、お願い、いい?」
震える声で彼女がいう。
俺はすぐに首を縦に振った。
🦊「もふくんのこと、大好きです。だから、もふくんのものになりたい、」
🦊「なんでも話して、頼って、ずーっと一緒にいたい、」
🦊「……ずっとこれ、言いたかったのに怖くて、黙っててごめん。」
思わぬ告白。 再び泣いてしまった俺を慰めるように抱きしめてくれる彼女。
俺は泣き止み、彼にホントウを告げた。
👓️「もちろん、ッ、どぬとずーっと一緒にいたい、」
👓️「俺こそ黙っててごめん。」
言えた。やっと…!
そして、君は言った
🦊「大好きだよ、ずっと一緒にいようね」
と。
俺は言った。
👓️「俺も。 愛してる。」
君は照れくさそうに笑った。
もうすっかり暗くなった夜の道。
手をつなぎながら、幸せを噛み締めながら、きみとずっと一緒にいれることを願って。