テラーノベル
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若井の唇がゆっくり離れる。
でも、僕の中には熱がこもったままで、
まともに呼吸ができなかった。
浅い吐息が何度もこぼれてしまう。
滉斗『……元貴、大丈夫、?//』
若井が僕の顔を覗き込む。
その声が、心配と同じくらい、
どこか熱を含んでいた。
元貴『…ん…、大丈夫…、///』
自分でも、
こんな甘い声が出るなんて思ってなかった。
どこか遠くの出来事みたいに、
体がふわふわしてる。
だけど、若井の体温や、
さっきまでのキスの感触が、
ちゃんと現実だってと教えてくれる。
滉斗『…もう1回、してもいい、?』
若井の手が、そっと僕の頬を撫でた。
その手の感触だけで体がビクっと跳ねる。
元貴『あ……わかいっ、ん…///』
無意識に、また甘い声が漏れてしまう。
その瞬間、若井の目がやけに熱っぽくなった。
若井がもう一度顔を近付けてくる。
さっきよりもゆっくり、唇と唇がまた重なる。
今度は少し深く、舌先がそっと僕の唇をなぞる。
元貴『んっ…ふ、あ……///』
柔らかくて温かい。
キスされるたび、じわじわ体が熱をもっていく。
若井が優しく舌を差し入れてきて、
僕の舌に触れる。
元貴『や、あ……ん、
そんな、の、……あっ…///』
自分でも止められないくらい、
甘い声が出てしまう。
体も力が入らなくなって、
ベッドのシーツをぎゅっと掴む。
若井の手が、首筋、鎖骨、
ほんの少しだけ制服の奥にも触れてくる。
指先が肌を撫でる度、体がぴくっと跳ねて、
また息が漏れる。
元貴『ん、っ…駄目、…くすぐったい…///』
でも、嫌じゃない。
むしろもっと触れてほしい、
なんて思ってしまう。
若井が唇を離し、
細い息を吐きながら僕の名前を呼ぶ。
滉斗『元貴…感じてるの?』
熱っぽい囁き。
恥ずかしくて、でも嘘がつけなくて、
小さく頷くしかなかった。
元貴『ぅん…なんか、おかしい…
…体、熱くて、キスされる度に…
声、勝手に出ちゃう、……///』
頬が熱い。
若井はその様子に息を呑んで、
明らかに興奮して目を輝かせる。
滉斗『……もっと、していい、?』
その目で見つめられたら、もう抵抗できない。
僕は制服の胸元を少し自分で開いて、
『……いいよ、』と小さく呟く。
若井はさらに近づいて、
鎖骨、首筋に何度もキスを落とし、
時折舌でそっと舐める。
元貴『や、ん……あっ…、ふぁ、あぁ…///』
首元に熱が伝わる度、
体の奥から甘い声が溢れ出してくる。
自分でも信じられないくらい、呼吸も不規則に。
若井の手が僕の腰に回り、抱きしめてくる。
体が密着して、若井の鼓動も、
熱も、全部伝わってきた。
滉斗『元貴…可愛すぎて、やばい……///』
若井の声が掠れていて、
そのまんま僕をもっと深く求めてくる。
今度は激しく唇を重ね、舌を絡めて、
口内の感触までしっかり確かめ合う。
元貴『ん、んっ、ぁ……んっ…
まって、わかっ、……あ、ぁあ……ん…///』
何度も、何度もキスされて、
僕の中ではもう、気持ち良いとか苦しいとか、
全部ごちゃごちゃになる。
若井の手が背中を優しく撫でたり、
時折ぎゅっと強く抱きしめたり、
そのたびに体がとろけて、
もうどうしようもなく甘い声ばかり漏れた。
元貴『ふっ……あ、っ、ん……
やだ、止まんない…、///』
唇をぎゅっと噛んで、声を抑える。
恥ずかしいのに、止められない。
若井も息が荒くなり、僕の反応に
ますます興奮しているのが分かった。
唇がまた塞がれて、苦しいはずなのに、
僕はそれさえも、
どこか安心して受け入れてしまう。
保健室の中、熱い吐息と甘い声、
何度も重なるキスの音だけが、
2人だけの秘密みたいに、
静かに響き続けていた。
コメント
4件
ふわぁぁぁあ!!🫢🫢🫢 もう世界観良い意味でバグり過ぎです… wkiさんの我々視聴者に対する「邪魔すんな」という幻聴が聞こえる気が笑 くれぐれも先生方にはバレませんように。