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今日も俺の隣で歩く君。俺の隣がそんなに好きなのかな
佐久間「ねぇ、阿部ちゃん」
阿部「ん?」
佐久間「俺の隣飽きないの?」
阿部「飽きるわけないでしょ」
そう言い、ふにゃりと笑顔を見せた。あの笑顔は、忘れられなかった
佐久間「阿部ちゃん、」
阿部「何?今忙しいからあとにしてくれる?」
佐久間「あ、うん、」
いつからだったけ。君が俺の隣に居てくれなくなったのは
佐久間「好きって言ってたじゃん、グスッ」
阿部「佐久間~、俺寝るね」
佐久間「うん、おやすみ、」
態度がどんどん冷たくなってきた。まるで雪に触ったように
佐久間「…グスッ、」
俺はずっと泣き続けた。落ち着くと、ベッドの中で静かに眠った
佐久間「阿部ちゃん!おはよ!!」
阿部「おはよ。あと、朝からうるさい。静かにして」
佐久間「っ、ごめん、ごめんね、!!!」
阿部「…はぁ、」
このため息。きっと怒ってしまったんだろう。とうとう、捨てられてしまうのかな、俺彼氏なのに、
佐久間「…阿部ちゃん」
阿部「もう何、うざい」
佐久間「話がある」
阿部「…早くしてね」
佐久間「…阿部ちゃん、別れよう」
阿部「…え、?」
佐久間「俺、もう耐えらんないよ」
阿部「っ、」
佐久間「毎日毎日冷たい態度とられて、口も悪くなって、構ってくれなくもなった」
阿部「…、」
佐久間「俺彼氏だよ…?」
阿部「ごめん、」
佐久間「最初はしょうがないと思ったよ。でも、これが続くようになって耐えられなくなってきた」
阿部「…うん、」
佐久間「だから、別れてください」
阿部「ごめん、ね、ほんとに。俺のせいだね、ごめん、」
佐久間「…明日荷物まとめるから」
阿部「うん、」
今にも泣きそうな君。俺、幸せだったよ、君が居て
佐久間「それじゃ、さよなら」
阿部「うん、ばいばい、」
佐久間「…幸せだったよ、ありがとう」
阿部「っ、」泣
そう言い、俺は後ろを振り向く事なく家を出た
佐久間「幸せだったなぁ、」
向井「ん?何がや」
佐久間「いや?別に笑」
向井「なんや!気になる!教えてや~!!」
佐久間「やだ笑」
忘れたいのに、忘れられないあの笑顔。君は今何をしてるのかな
佐久間「…亮平、」
向井「亮平、?」
佐久間「あ、何でもない!!!」
向井「そっか!ほな、俺帰るわ、!!!」
佐久間「うん!ばいばい!!」
亮平、俺が居なくても幸せかな。
俺が居ないと無理って言ってたね
でも、もう俺は隣には居ないんだ
1人だけど、頑張ってね
大好きだったよ、
ありがとう
コメント
1件
いい話とも言えるけど、あべさくが別れたのは悲しいなぁ、、 こういう、別れ話的なのも結構好きだなぁ、ね!阿部ちゃん! 阿部)俺と佐久間が別れるなんて有り得ない!佐久間のこと離さないもん、