個性を俺に

小学生になった

ランドセルを背負って

幼なじみと一緒に登校する

変わらず俺は無個性のまま

親の前では強がってるだけで

俺は

いずくにちょっと優しくされるだけで

ポロっと涙が零れるような

まるで4歳までの俺とは

全くの別人になっていた

そう

いずくに憧れられていた俺は

今では

いずくを憧れとして見ていた

強くて

ドジで

でも俺を守ってくれて

最初は

なんで、いずくがって。

思ってたけど

今ではもう

世界一かっこいい

俺のヒーローだ

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でも

やっぱりずっと一緒にいるのは

難しいみたいで

爆）っいずく……！

爆）外で…遊ぼうぜ…！

出）……あ、

出）……ごめんね、かっちゃん

出）今日は、友だちによばれてるんだ

爆）…あ……

出）…だから、またあとでね！

爆）…お、おう……笑

爆）わ……かった…、笑

いずくは

強個性の持ち主だったために

……いや

それだけでなく

性格の良さもあるだろう。

人気者で

俺以外にも

友達なんて…たくさんいた

友達なんていない俺とは

全くの真逆だ

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一人でいるのは

怖い

“普通”の人達に

…何されるか分からないから

爆）…（読）

男）おいかつき！

爆）っ、な……ｯ！？、に、

男）……笑

男）この本なに…？w

男）おもしろいの？見せてよw

男）よっと、w！（奪）

爆）あ、……

爆）返せ…

男）ええ〜まってよw

男）今よんでるだろ？

爆）ｯ……

男）えっと、、

男）ひーろー……の、資料集か？これ

爆）ｯ！返ｯせ……！

男）へぇ〜w

男）やっぱオタクっての本当なんだ〜ww

爆）っ…！ｼﾞﾜｯ、、

男）ｯwおいおいw

男）なくほどでも

男）ないと思うけど…？w

爆）ｯ……ｶﾞﾀｯ…（席）

爆）ｯ、！！（走）

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爆）ｯ、ｯ、……（走）

ﾀｯﾀｯﾀｯ…（階段）

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ｶﾞﾁｬｯ（屋上）

爆）っ…

ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ…（歩）

爆）……

爆）ｯ……

爆）なん……で……

爆）ｯ……クソ……やろー…（俯）

ｶﾞﾁｬｯ（扉）

爆）ｯ!?ﾋﾞｸｯ

出）やっぱりここにいた…

出）かっちゃん……どうしたの？（近）

出）かお…あげてよ

爆）ｯ…

爆）…ん…（見）

出）……目、まっかだよ…

出）……また、ないちゃったの？

爆）ｯ……だって、

爆）ｯ……ｼﾞﾜｯ

出）……っ

出）かっちゃん……

爆）…ね、いずく…ｯ…

出）なあに……？

爆）…ｯその

爆）…ｯ、俺の事

爆）キｯ、ラ…イ……？

出）……!?

出）なんでっ？

出）ボクはかっちゃん大好きだよ！

爆）ｯ…俺…きも、く…ねぇ…？

出）ｯ!?

出）かっちゃん……っ

出）そんなわけないよ…ｯ！

爆）ｯ、ほんと…かよ……

出）ほんと…！

爆）ｯ……

ｷﾞｭｯ…

出）……っ！

爆）………ｷﾞｭ

出）……かっちゃん…

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小学生低学年のころは

こんなんだった

だから

席替えも

クラス替えも

チーム分けも

中休みも

昼休みも

鬼ごっこも

トイレも

全部

全部…嫌だった

登校しない日だって

たくさんあった

怖くて

怖くて

……でも

…これがまだ

良かった方だったんだと

思い知るのは

この先の高学年になってからだった

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『雑談』

あのカラオケにですね

行ったんです

レディメイドを歌ったんです

低音しか出ないくせに。

歌ったんです

案の定高すぎて。

体力めちゃくちゃ持ってかれましたね…

あとですね

ヒロアカのオプでもある

『誰我為』をですね…

歌ったんですよ

録音してたので聞き直したんですけど

めちゃくちゃ面白かったです…w

高音出て無さすぎです俺w