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ご主人
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若干没気味……
なんか納得がいかない
昔から、僕には片思いしている人がいる。
その人は天才で、どれだけ努力しても一生追いつけないような存在だ。
ずっと自分が一番だと思っていた。
なのに、その人が現れた瞬間、その考えは簡単にへし折られた。
否定しようとしても、頭の中のもう一人の自分が全部打ち消してくる。
僕は主人公じゃない。あいつの脇役だ。
僕は天才なんかじゃない。
その言葉が、何度も何度も頭の中で繰り返し流れる。
ちがうちがう!ぼくは、ぼくは、、?
……一体何なんだ?
胸の奥がじりじりと焼けるように痛む。自分の輪郭が、少しずつ溶けていくみたいだった。
あの人は、ただそこにいるだけで世界の中心になる。
僕は、どれだけ足掻いても影のまま。
光に触れようと手を伸ばすほど、差は残酷に浮き彫りになる。
「追いつけないなら、せめて――」
その先の言葉を思い浮かべた瞬間、ぞくりと背筋が震えた。
認めたくない感情が、喉の奥までせり上がってくる。
僕はあの人を、ただ羨んでいるだけじゃない。
ただ憧れているだけでもない。
もっと、もっと……
あの人のすべてに触れたい。
その才能も、孤独も、弱さも、強さも。全部、僕だけが知っていたい。
そんな願いを抱く資格なんて、僕にはないのに。
ぺいんとさんが他の誰かと話している。
いやだいやだいやだ!僕の、僕だけのぺいんとさんだったのに……
ぺいんとさんがどんどんと自分から離れていくような、僕を置いて行ってしまうような感覚に吐き気がした。
「僕の方がずっと一緒にいるのに、、僕の方がっ!……」
誰にもいない空間に自分の気持ちをぶちまける。
「なんでなんでなんで……?なんでぺいんとさんは僕から離れようとするの??僕が一番ぺいんとさんのことを理解してる。ぺいんとさんのすみずみまで分かってる。なのに、なんで…??」
「やっぱり、僕じゃぺいんとさんの隣はふさわしくなかったんだ…!でも、ぺいんとさんがしにがみじゃないとダメなんていったんだよ?だから僕は救われたのにっ…!救われたんだよ!」
「裏切者!この、、うらぎり、もの……」
自分でも分からない感情が胸の奥で渦を巻く。
今の僕の顔は、きっと涙と鼻水でぐちゃぐちゃだ。
今日、自分の下書きのやつを消してちょっと整理しようかと思ってたら、『らっだぁの結婚』消してしまって、今までの努力が消えた感じですっごい悲しかったんで、しにがみくんの憧れへの努力のやつを書きました。(全然当てつけです)
マジで最悪だぁ~……
頑張ったのに…ほんとに泣きそう……
コメント
1件
うわ、めっちゃ刺さる……。主人公の「自分は脇役だ」っていう自己認識と、それでもペインとさんに執着しちゃう感情の描写が生々しくて苦しい。才能とか憧れとか嫉妬とか、全部混ざった複雑な想いがひしひし伝わってきたよ。最後のあとがきであなたの創作への向き合い方も感じて、なんか胸がぎゅっとなった。大事な下書き消えちゃうの悲しすぎる……でもその気持ちを作品に変えるの、すごいよ。