残されたM国の幹部達は総督からの司令の元、動き始めた
ymd「もしもし?Σ国で合ってるやんな?」
Σ国「あぁ、そうやけど」
ymd「実は…」
Σ国「青色くんが居なくなったぁ?」
ymd「そうやねん…」
Σ国「基地の何処にも居ないんか?」
ymd「探しても居らんから今連絡しとんねん」
Σ国「あぁ、そういう事か」
ymd「それで、なんか情報持ってたりせえへん?」
Σ国「特に…。あ、けど今日幹部が買い物に行ったらしいんやけど青色くんっぽい子見かけたかも〜とは言ってたな」
ymd「それほんまか?!」
Σ国「確かでは無いけど…。けどもしかしたらそうかもしれんから」
ymd「わかった。また共有させてもらうわ」
Σ国「早く見つかることを祈っとくわ」
ymd「ありがとな」
ここで一つ情報を得ることが出来た
早速全員にインカムで伝えることにした
ymd「…って感じらしいわ」
km「見間違いとかじゃなかったら結構重要な情報になりそうやな!」
so「他に何か情報は無かったんすか?」
ymd「ごめんやけどそれしかないわ」
hr「なるほどな…」
yu「とりあえず捜索班は引き続き探してきますので」
ymd「わかった。また情報が入ったら教えるわ」
kyu「わかりました!」
tk「確かここにあったはず…」
棚にずらりと並んだファイルを一つずつ凝視してお目当てのものを探していく
その中から今回の事件に関係してそうな資料を取り出す
tk「大体このぐらいかな」
とは言うものの机の上には資料が山積みになっている
tk「多分δ国かα国だとは思うんだけど…」
一応これでも目星はついていた
M国と関わりがあって敵対関係の国…
真っ先に思いついたのがδ国とα国だったのだ
どちらも経済的に不安定でわかりやすく言うと発展途上国って感じの国だ
しかもどちらも幹部の気性が荒く直ぐに戦争へと発展してしまう可能性があったのだ
tk「一応他の国の目星も立てとくか」
そう思っていた時扉が開く音がした
ymd「入るで〜」
tk「はいはい」
ymd「なんか情報集まったか?」
tk「一応…大体の目星が立つぐらいには」
ymd「なるほどな」
tk「そういや…お前最近δ国かα国となんか問題あったりした?」
ymd「問題?」
tk「特に何も無かったらそれでいいんだけども」
ymd「そうやな〜…。あ、この前δ国に交渉の会議呼ばれた時に国間条約断ったのは問題に入ると思う?」
tk「いや絶対理由それじゃん」
ymd「こっちも断らなアカン状況やってん!」
tk「そうなの?」
ymd「だってあいつら明らかに自分達が得して俺らが損になるよな条約押し付けてきたんやもん」
tk「例えば?」
ymd「M国は月初めにδ国に対して二億円の現金を支払うこと。条約締結後M国の患部を四人δ国によこすこと…とかやな」
tk「ヤバすぎだろ…」
ymd「やろ?やから断ってんけど…」
tk「あの国はすぐイラついてくるからな…。もしかしたら今回も当てつけにうたを襲ったのかも…」
ymd「やとしたら余計許されへんわ…」
tk「だな。とりあえずその可能性は全員に共有しておいた方がいいかもな」
ymd「また後で連絡しとくわ」
tk「任せた」
hr「こっちには居ないな…」
yu『南の街の方も居ませんでした』
無線からゆーまの声が聞こえた
俺達は二手に分かれて北と南の街を調べている
先程からずっと探しているがうたの気配はどこにも無い
hr「クソ…ッ」
km「そんな苛立ってたらアカンで?自分が焦ったら周りも焦るんやから」
hr「そうだよな…。ごめん」
km「別に俺は謝罪なんか求めてへんよ」
kyu『そうですよ!』
hr「聞いてたのかよ…」
yu『全員がインカムの接続共有してるんで聞きたくなくても聞こえるんですよ』
km「あ、ほんまやんw」
hr「ちなみにそっちの方でなんか情報は無かったか?」
so『特にこれといった情報は…』
hr「そうか…」
yu『なのでこれからまた探していく予定です』
hr「了解」
so『僕は路地裏を重点的に探すっす!』
km「路地裏?」
so『普通に考えて何か事件が起きるなら人目のつかないところかなって思って…。もしかしたらそこに何か証拠とか重要なものがあったりするかもしれないですし』
hr「有り得るな…。俺も探してみる」
yu『また進捗があったら教えてください!』
km「了解やで〜」
インカムの接続を切ってまた消えた仲間の行方を探すために街を創作するのだった
コメント
2件
見るの遅くなっちまった、、、。めっちゃいい✨はるさんが焦ってるところをこむさんが落ち着かそうとするところがもう!好き!うちのうたくんをさらった国はどこだ!やまでぃが、いつもふざけてるのに、しっかりやってんのは、仲間の為だな!投稿お疲れ様です!次回も楽しみにしてます!リオンさんも休みながら頑張りましょう!