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#snst
百瀬
40
うさ
542
瑞桜_️️🩵🍄 # 低浮上
509
trynだっていい
ynt視点
それはただのお家デートのはずだった
「お茶と水だったらどっちがいい?」
事の発端はゲームの休憩中にこう尋ねられたことだった
「え、良いんですか?じゃあ、お茶もらいたいかもです」
おーけー、とキッチンから軽やかな返事が聞こえる。
心無しかその声が弾んでいたのは気の所為ではなかったのかもしれない
だがそんなことを気にするはずもなく手渡されたお茶をごくごくと飲み干した
最初に異変を感じたのはお茶を飲んでから数分が経過した頃だ
とにかく体が熱い、というよりも熱っぽい
体の内側から、何か今まで味わったことのないような感覚に襲われる
少しずつ呼吸が荒くなり、汗もじわじわ滴り落ち、引かれていないかとちらりと横を見る
そこには、ゲームに集中して楽しむ横顔があった
気づかれていないことに一安心すると同時に、心配をかけないよう今の状態のまま我慢していた
だがもう数分すると、更に体温が上昇すると同時に下半身が変な感覚に陥る
気持ち悪いのに気持ちいい
奥から疼くような、ぎゅうと押し付けられているような、攻められているような感覚。
‘欲情’
その言葉が脳内に浮かび恥ずかしさでますます顔が熱くなった
だがそれを認めないとするには、体があまりにも正直だった
声を抑えられず思わず息が声となって漏れる
「ん……ふう……///」
ハッとして隣を見ると、こちらを凝視する顔があった
「大丈夫?」
そう言いながら手を自分のおでこに当てられる
その動作に顔が一気に真っ赤になり鼓動が早くなる
コントローラーを落としたことも気づかず、言い訳に駆られた
「あ、あの…..ごめんなさい、なんかさっきから、ちょっと熱くて、」
「ふうん」
その表情にゾクリとした。
見たことのないほど妖艶な笑みを浮かべていた。
どうしたんですか、と言おうとした瞬間床に倒れていた
押し倒されたのだと気づくのに数秒かかった
「へっ……!?///ちょっ、なんでっ……」
「ふふ、押し倒しただけでこんな反応しちゃうとか変態さんじゃん」
クスクスと笑いながら言う姿に困惑が止まらない
だが同時にどこか興奮を覚えている自分もいるのも事実だった
「まさか、こんなに媚薬が効くとは思わなかったなあ。
無防備な顔しちゃってさあ、ほーんと可愛い♡」
「び、やく…..?」
さっきのお茶だ、とぼうっとする頭で考える
気づいたときには視界が恋人の顔で埋まる。
「キスして良い?」
返事をする間もなく、柔らかい感触が触れ合った
甘い匂いがどこからともなく香る
いつもより強引で荒々しく、息苦しささえ心地よかった
唇が離れ合うその瞬間
「もっと、して……///?」
気づけばそんな言葉が口から吐息とともに
上目遣いでねだる姿に、彼は一瞬驚いたような顔をしたもののすぐに笑顔に戻った
先程よりも、強い力で唇を奪われる
そして温かいものが触れるのを感じた
舌だと気づくのに数秒かかった
相手に身を任せ、されるがままに口を開ける
二人きりの静かな空間に舌の絡み合う艶めかしい音だけが聞こえた
「ッ…..はあ、はあ♡、ふうッ///」
そのキスが終わるまでにどれくらいの時間がかかっただろう
一瞬の様にも一生の様にも感じられた
そして、優しく頭を撫でられながら、独り言のように呟やかれた
「可愛い可愛いって言ってくれるけどさあ」
一瞬ためらった後、こちらにもう一度顔を近づけ真剣な目で言い放つ
「僕も男だからね?」
その後ベッドに行って本番をしたのは、また別のお話。
コメント
1件
ひゃあ…読んでてドキドキしちゃった🥀 普通のお家デートだと思ったら、まさか媚薬入りのお茶だったなんて… 「大丈夫?」って言いながら手を当ててくるシーン、一瞬優しそうに見えてその後の妖艶な笑顔とのギャップがやばいです…! 押し倒されてから「僕も男だからね?」の流れ、伏線が効いててぞくぞくしました。 2話目でここまで持ってかれるの、ずるいです…続きも気になる🌙