なーんか他の書きたくなっちゃった
自己防衛おねしゃーす
らだぺん
呪鬼パロ
めっちゃ短いよ
ワンクッション
【帰り道】
R「……、」
P「あっ、らだ!!」
R「…天乃、どうしたの?」
P「んー、暇だから遊ぼ!」
R「…ごめん、やる事あるから無理、」
P「えぇ〜、…いっつもそういって断るよね。」
R「それは…ッ、」
P「もしかして俺の事嫌い?」
R「んなわけないでしょッ……、」
P「じゃあなんで、…」
R「……やる事あるからって言ってるじゃん」
P「でも…!」
R「あ゙ぁッもうッッ、!!」
R「うるさいッ!!」
P「へっ……、?」ビクッ
P「ごっ、ごめッ……、」
R「はっ、…………もう行くね…、」
P(ほんとに、どうしたんだよ…)
【帰宅】
R「……ただいま」
R母「あぁ、おかえり」
R母「で?今日もちゃんと断ってきたの?」
R「うん」
R母「それでいいのよ。遊ぶ暇なんか無いからね」
R「わかってるよ」
【部屋】
R「はぁぁぁぁぁぁ……」
どデカい溜息をつきながら机に向かって座る
毎日毎日これだ
先生になる為に勉強をしないといけない
猿山家はずっと1番でいないといけない
お母さんもお父さんも有名企業の社長
御先祖様もほとんど普通の人ではなれないような仕事に就いていた
だから
俺もそうなれと
まずは先生になって
それからどんどんレベルの高い仕事に就け
そんな言葉を毎日言われる
R「……勉強しないと、」
俺は家では落ちこぼれと言われている
今までで一番頭が悪いと
だから人一倍勉強させられる
テストでも90点以下取ったら
怒られる挙句暴力暴言
70点取れるだけでもほんとに凄いと言われている高校だった
なのに親には怒られる
もう色々面倒臭い
本当は天乃とも仲良くしたい
もっと遊びたい
天乃と居るだけでも辛いことなんて忘れられる
彼奴は俺のヒーローだった
【次の日】(放課後)
P「……らだ、?」
R「……あ、なに?」
P「……昨日はほんとにごめん、」
R「あっ、俺こそあんなに言ってごめんな」
R「ちょっと疲れてたっぽい笑笑」
P「……そか、」
P「あ、ねぇ」
R「ん?」
P「今日らだの家行っていい?」
R「へっ、…」
P「勉強教えて欲しくて、」
R(まぁ、今日は誰も居ないし……)
R「別にいいよ」
P「……!!やったぁ!」
P「んじゃ早く行こ!!」(腕を掴む)グイ
R「うおっ、はいはい、笑」
【R家着】
P「はぇー、ここがらだの家……」
R「想像と違った?笑」
P「ううん!めっちゃ豪華じゃん!」
R「んふふっ、笑」
R「あ、勉強しないとね」
P「あ、そうだった。で、ここがわかんないんだけど________」
R「ここは、__________」
【2時間後】
R「ふぅ、とりあえずわかった?」
P「おう!らだ教えるのめっちゃ上手いな!」
R「ふは、どーも笑」
ガチャっ
R「……!?」
R母「……ねぇ、どういうこと」
R(うそっ、今日は帰ってこないはず……)
R母「何か言ったらどう?」
P「……?お邪魔してます、?」
R「ぺいんと、帰って」
P「え、でも、」
R「はやく」
P「……うん、」
R母「……何をしてたの?」
R「……勉強教えてました」
R母「はぁ?何友達作ってんのよ!!」
R母「友達なんか邪魔にしかならないのよ!?それで成績が下がったらどうするの!!」
R「ッ、……」
R母「私達は猿山家よ?それ相応の知能が必要なの。なのに自分の為にもならないことして……ほんとにあんたは恥だわ」
R母「これからあの子と話さないで」
R「はッ、?なんで……」
R母「チッ、ほんとにイラつかせんじゃないわよ!!」
その瞬間体に激痛が走った
R「い゙ッ、」
ずっと、ずっと、殴られた
痛くてたまらない
死んでしまうんじゃないかってぐらい
月一にこんなのがよくある
でも、慣れはしない
虐待を受けてる時だけ
時間が過ぎるのが遅すぎる
R母「はぁ、早く戻って勉強しなさい」
R「……はい、」
【部屋】
R「いってぇ……」
まだ体が痛む
痣が出来ていて、血が流れている
最低限の治療をして何とかやり過ごす
R「暴力振ったあとすぐ勉強とか……頭終わってる……、」
でも、勉強しないと
R「嗚呼……、」
助けて
そう言えたらどれだけ楽だろう
【学校】
P「えっ、らだその傷どうしたの!?!?」
R「あー、ちょっと転んじゃって、笑」
P「……そっか、」
先生「はーい、テスト返すぞ」
P「あっ、そういえば前にテストあったな」
R「たしかに」
先生「__、___、__、____」
先生「猿山」
R「はい」
先生「よくやったな。98点だ。」
R「そう、ですか、」
先生「さすが”猿山家”だな」
R「ッ、……」
MOB1「え、凄ー!!実質100点じゃん!」
MOB2「さすがだな〜、まぁ”猿山家だから”そりゃそうだよな」
MOB3「俺らも頑張らねーとな笑笑」
R「ははっ、……笑」
【放課後】
P「なあなあ!テストの結果どうだった!?」
R「あー、はい、これ」
P「え、たかっ、」
P「凄いならだ!!」
R「あはは、そうかな、笑」
誰も知らない
俺がどれだけ我慢してきたのか
猿山家だから
何度その言葉にプレッシャーを感じたのだろう
何度その言葉に潰されそうになったのだろう
出来るのが当たり前の家系
そんなの俺には負担が大きすぎて
何度死にたくなったのだろう
もう嫌だ
死にたい
辛い
助けて
逃げたいよ
そんな言葉は届かなくて
俺の努力なんか誰にも______
P「らだ……すごく努力したんだな」
R「へっ、……?」
P「だってだって!努力しないとこんなの点数取れないよ!?!?」
P「誰も見えないところで、努力してきたんだなぁって」
R「ッ、……」泣
P「えっ、ちょ、なんで泣いてんの!?!?」
嗚呼、やっと分かってくれた
誰かに認めて貰えた
R「だってッ、おれぇ゙、ッ」泣
R「誰にもッ、分かって貰えなかったッ、゙」
R「おれが…、どんだけ頑張っ゙、てきたのかッ……」
R「母さんもッ、認めてくれなくで……」泣
今までの事を全部話した
虐待を受けていたこと
猿山家の責任を負うのが辛かったこと
完璧でいないといけなかったこと
だらしない姿は見せてはいけないこと
皆からのプレッシャーが辛かった事
全部全部
辛かった、疲れた、もう嫌だった
誰かに助けを求めるなんて出来なくて
死ぬ勇気もなくて
この世界がほんとに大っ嫌い
P「そっか、そっか」
P「辛かったね、苦しかったね」
P「いっぱい泣いていいよ、誰も居ないし、らだをどうこういう人なんて一人もいない」
P「疲れたね。もう大丈夫、俺がいる」
P「猿山家から逃げ出そうよ。俺の家においで?」
R「ッ、゙……いいの、?゙」泣
P「うん!みんな優しいし、歓迎してくれるよ」
R「わかっだ……」
【P宅】
かくがくしかじか〜
P母「そーなのね、もう大丈夫よ!!私達が守ったげる!!」
P父「なんでも俺がぶっ倒してやるわ!!」
P「ほら、もう大丈夫。俺ら家族がいるから」
P母「そうよ!なんでも我儘聞いてあげるわ!」
P父「俺にもなんか頼れよ〜?笑」
R「ゔッ、あぁ゙、……」泣
R「ありがッ、と……゙」泣
やっと救われた
もう我慢しなくていいんだ
あんな考え込まなくていいんだ
ほんとに天乃は……笑
はい、終わりでーす
もう書くの疲れた(((
良ければ♡してねーん
んじゃ、ばいばーい
コメント
3件
rdぁぁーー… 虐待するやつ許さんぞ 感動したよ…
ごめん全然短くなかった