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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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あ れ か ら 数 週 間 ぐ ら い が た っ た と 思 う

で も 、 明 か り も な い 部 屋 だ か ら 実 際 に ど れ く ら い が 経 っ た か は 分 か ら な い

だ け ど 1 日 に 朝 と 夜 の 2 回 、 毎 日 桃 く ん が 来 る

今 日 も 朝 来 た し 、 そ ろ そ ろ や っ て く る 時 間 の は ず で …


桃 「 あ 〜 お っ 、 い い 子 に し て た ぁ ? 」

青 「 う ん っ 、 ず っ と い い 子 に 待 っ て た よ ! 」

桃 「 い い 子 だ ね 、 よ し よ し し て あ げ る 」


そういって頭を撫でられる

そんな中僕の心臓はずっとドキドキしっぱなしだった

ドキドキといっても緊張とかそっちの方の

桃くんから逃げ出す隙を作るためにちょっとずつ依存していく演技をしている


桃「ねぇ、そろそろ地下から普通に俺の家の中に来る?」

青「僕は桃くんと居られたらどっちでも良いよ?」

桃「じゃあ決まり、おいで」


おいでと言うくせに自分の力では歩かせず、お姫様抱っこで連れて行く

何度も来たことのある桃くんの家

リビングのソファにゆっくりと降ろされる


桃「明日からはここでゆっくり過ごしてね、テレビ見てもいいから」

青「ありがとっ、桃くん大好き!」

桃「青は可愛いねぇ〜」


そうして僕を柔らかく抱きしめる

僕のここから脱出するときももうそろそろかもしれない

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