コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
🌷休日の過ごし方 ティアは神殿の近くにある森に、休日行った。この森は、美しい野鳥達が観察できて、リスなどもいる。普通は寄って来ないのだが、ティアの動物の心に精神感応する光の力が、小動物達と心を通わせることを可能にした。動物達は、ティアを信頼して寄って来る。
ティアは7歳の頃、幻聴を発症して普通の学校には行けなくなった。児童精神科の先生がティアに勉強を教えてくれていたが、自由奔放な行動に逃げてばかりで児童精神科に通う他の子供達とコミュニケーションが取れなかったため、友達がいない。今はこの動物達だけが友達だった。
(7歳までは、空想の世界にだけ住んでいて、空想だけが友達だった。そして幻聴に邪魔されながらも行動で逃げながら、12歳の頃までは空想力があった、お母様はピンクのうさぎ、黄色いキリン、黒猫のぬいぐるみを作ってくれて、お誕生日にひとつずつくれたの、そのぬいぐるみ達と空想でお話してた、でも思春期に入って、もう子供の頃のように純粋な楽しさを感じられなくなって、空想力は消えてしまったわ、そしてわたしは、クローゼットの奥にぬいぐるみ達をしまったの、それからは、ただ勉強ばかりになって行動で逃げるだけになってしまった、本を読むことしかなかったんだもの、本当につらい毎日だった、言葉しかなかった、空想力を取り戻したいと思ってもできなかった、行動で逃げることももう楽しくはなかった、だからもうわたしは行動で逃げないと決めた、空想だけがわたしの力だったのに、もうつらい現実、嫌な幻聴の声しかない、光の力があったって、わたしはちっとも嬉しくなんかない、空想や行動で、自由に遊ばせてもらえない現実をなんとか変えてきたけど、もうその力はない)動物達と心で会話を交わして、ティアはその時だけうわべだけの人間の言葉から今は救われるだけだった。