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お湯
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おこめ。@さぶ
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コメント
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これは…やばい💎くんが声出た感動…でも…せめて🐇くんは信じたってほしぃ…
💎。視点
部屋の扉を閉めたあと、僕はベッドの端に座った。
昨日、スタジオで見た空いた場所が、頭から離れない。
僕が本来立つあの場所。
スタッフさんに言われたときは納得したけど、
なぜか心のモヤモヤは消えなくて。
僕がいなくても、みんなは困らない。
その考えを、何度も否定しようとした。
ないちゃんは、戻ってくる場所を残すと言っていた。
りうちゃんは、また一緒に歌いたいと言っていた。
初兎ちゃんも、アニキも、僕を責めていなかった。
いふくんだけは、ほとんど何も言わなかったけれど。
それでも、僕はみんなを信じたかった。
仲間だから、大切な人だから。
でも __。
ピコンッ。
一通だけメッセージがきた。
長い文章ではなかった。
でも、何度読んでも消えなかった。
『本当は、みんな、君がいない方が楽だと思ってる。もう、戻ってこなくていいよ。』
指先から力が抜けた。
スマホが床に落ちる。
拾うこともできなかった。
もう、戻ってこなくていい。
知らない誰から言われてるはずなのに
その言葉が、頭の中で何度も繰り返される。
誰かが僕を嫌っている。
それだけなら、まだ耐えられたかもしれない。
でも、このメッセージは違った。
みんながそう思っていると、決めつけている。
僕がずっと怖がっていたことを、まるで本当のことのように書いている。
僕がいない方が、みんなは楽。
僕が戻らない方が、みんなは笑える。
僕が歌えなくなったから、みんなは安心している。
💎「……。」
声は出ない。
叫びたいのに、喉は震えなかった。
泣きたいのに、涙もすぐには出てこなかった。
ただ、体の中から何かが抜け落ちていくような感覚だけがあった。
僕はグループチャットを開いた。
みんなからの通知。
🍣『今日はもう休んでね』
🐤『明日、少しだけ顔を見に行ってもいい?』
🐇『声のこと、今は考えすぎんでええからな』
🦁『薬は飲んだか?』
どれも優しい。
優しいから、苦しい。
だから全部、嘘に見えた。
本当は、僕を安心させて早く黙らせたいだけなのかもしれない。
本当は、僕が戻ってきたら困ると思っているのかもしれない。
そう考え始めると、もう止まらなかった。
僕は返信欄を開いた。
『ごめん』
打ち込んで、消す。
『もう戻らない』
また打ち込んで、消す。
『みんなが楽なら、それでいい』
そこまで入力したところで、指が止まった。
送信できなかった。
送ったら、本当に戻れなくなる気がした。
僕はスマホを伏せた。
部屋の隅に置いてあったメモ帳をとる。
ページを開くと、そこには今まで書いた言葉が残っていた。
『ありがとう』
『大丈夫』
『また歌いたい』
『みんなと一緒にいたい』
僕はそのページを破った。
一枚。
また一枚。
紙が床に散らばっていく。
書いても届かない。
声にしても届かない。
そもそも、僕のことを必要としている人なんていない。
そう思った瞬間、ようやく涙が落ちた。
一度こぼれた涙は、止まらなかった。
僕は声を出さずに泣いた。
泣いていることを、誰にも知られないように_。
その日、何も食べなかった。
薬にも手をつけなかった。
スマホの電源も切った。
ベッドの上で丸くなり、布団を頭までかぶる。
誰かが来ても、返事をしない。
誰かが呼んでも、動かない。
声が出ないからではない。
もう、何も伝えたくなかった。
夕方になっても、部屋の外から物音はしなかった。
みんな、来なかった。
それでいい。
僕がいない方が、みんなは楽なのだから。
そう思った直後、玄関の扉が開く音がした。
足音が近づいてくる。
「いむ?」
ないちゃんの声。
僕は布団の中でうずくまる。
なんで来たの。
どうせ、本当は心配もしてないんでしょ?
ドアの向こうから、りうちゃんの声が聞こえる。
🐤「いむ、朝から何も食べてないよね。ゼリー、置いておくから。」
初兎ちゃんも呼びかけてくる。
🐇「いむくん、ほんまに大丈夫、?」
初兎ちゃんに続いて、アニキの声も重なる。
🦁「ほとけ、薬だけでも飲めそうか?」
いふくんは、何も言わなかった。
扉の外にいる気配だけが分かる。
昨日も、今日も、いふくんはほとんど喋らない。
その沈黙さえ、僕には怖かった。
誰も信じられない。
でも、誰にも来てほしくないわけじゃない。
矛盾した気持ちが、頭の中でぶつかり合う。
スマホの電源は切っている。
それなのに、通知音が聞こえた気がした。
僕は布団から顔を出す。
部屋の中には、誰もいない。
扉の向こうで、ないちゃんが何か話している。
言葉が聞き取れない。
遠い。
怖い。
扉の鍵が回る音がした。
僕は反射的に布団から出て、部屋の隅へと逃げた。
🍣「いむ、入るよ?」
扉が開く。
ないちゃん、りうちゃん、初兎ちゃん、アニキ、いふくんが部屋へ入ってきた。
視線が集まる。
僕は壁際まで逃げた。
机にぶつかり、上に置いてあったものが床へ落ちる。
🐤「いむ!」
りうちゃんが叫ぶ。
僕は両手で耳を塞いだ。
近づかないで。
見ないで。
戻ってこなくていいと言われた。
僕は、もう誰の言葉を信じればいいのか分からない。
喉が締め付けられる。
息が苦しい。
声は出ないはずだった。
だけど…。
💎「こ、わ”ぃ、ッッ……」
かすれた声が、部屋に響く。
全員の動きが止まった。
声が出た。
でも、喜んだり、驚いたりする暇はなくて。
喉が引きつり、激しい咳が込み上げる。
何度も咳き込んで、口元を押さえる。
声にならない息が漏れる。
視界が滲んだ。
一通のメッセージだけで、僕の中に残っていたものは、全部壊れてしまった。
学校、休んだので、、、、投稿を…🙃