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お湯
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おこめ。@さぶ
46
💎。視点
こないで、みないで。
パニックになった僕は、手当たり次第ものを投げた。
誰かに当たるかも、なんて今の僕には考えられなくて。
そんななか、僕が投げた本が、何かに当たる音が聞こえた。
” ごッッ ”
と、鈍い音がした。
僕はうっすらと目を開ける。
目の前には、頭から血を流しているりうちゃんがいた。
🍣「……りうら?」
ないちゃんの声が震えた。
りうちゃんは、自分の頭に手を当てる。
指先が赤く染まった。
傷口から流れた血が、頬を伝っていく。
一度拭っても、すぐにまた流れてくる。
🍣「りうら、動かないで!」
ないちゃんが駆け寄ってりうちゃんを支える。
🐤「大丈夫だよ、(笑)これくらい、大丈夫だから⋯」
笑っているけど、声は少し震えていた。
血は止まらない。
髪の間から流れた赤い液体が、りうちゃんの首元まで落ちていく。
僕はその光景を見つめたまま、動けなくなった。
僕が投げた。
僕が、りうちゃんを傷つけた。
💎「ッッ、⋯!!!」
力加減もしないで投げた本が頭にあったのだから
当然、傷も深いはず。
どうしよう、どうしよう。
仲間を、傷つけて、謝りもできないで、
僕、最低だ
🦁「ないこ、布か何か!傷口を押さえるで!」
🍣「分かった!」
ないちゃんが急いでタオルを探す。
初兎ちゃんは、僕のほうを見た。
🐇「いむくん、わざとやったんちゃうんやから、わるくないで、!!!」
ううん、悪いんだよ。
意図的じゃないとしても、僕が傷つけたんだから。
もう誰も近づかないで。
僕が、また誰かを傷つける。
そう思った。
でも、声にはならない。
りうちゃんの血が、床に落ちる。
止まらない。
頭の中で、あの言葉が繰り返された。
『あなたがいない方が、みんな楽。』
『戻ってこなくていいよ。』
そうだよ。
僕がいなければ、こんなことにはならなかった。
僕が戻らなければ、誰も傷つかないんだよ。
🐤「大丈夫だよ、いむ、そんな顔しないで、っ」
りうちゃんが、また笑おうとした。
頭から血を流したまま。
僕を安心させようとしている。
その優しさが、怖かった。
喉が引きつる。
咳を止めようとして口元を押さえるけれど、喉の奥が痛くて息が続かない。
🐇「いむくん!」
初兎ちゃんが叫んだ。
🐇「誰も責めてへんから!」
責めていない。
だから、もっと怖い。
僕は後ろへ下がり、扉に背中をぶつけた。
ドアノブに手を伸ばす。
🍣「いむ、待って!」
ないちゃんの声が聞こえた。
でも、待てなかった。
ここにいたら、また誰かを傷つける。
僕がいるだけで、みんなが壊れていく。
扉を開けると、冷たい外気が顔に当たった。
🐇「いむくん、外は危ない!」
初兎ちゃんが追いかけてくる。
僕は振り返らなかった。
声も出さずに、走った。
喉が痛い。
胸が苦しい。
足元がふらつく。
それでも、止まれなかった。
後ろから、誰かが僕の名前を呼んでいる。
りうちゃんかもしれない。
ないちゃんかもしれない。
初兎ちゃんかもしれない。
アニキかもしれない。
いふくんかもしれない。
もう、誰の声なのか分からない。
僕はそのまま、外へ逃げ出した。
なんかなんかなんか3位なんすよね🙃
久しぶりにみたあのかんじ。
また1位狙うっしょい。
コメント
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続き楽しみです
最後のみんなの名前連呼してるところめっちゃくちゃ好きです😍