「どうして、ここに?」
真崎はすごく驚いている。
まぁ、無理もない。
だって俺は今日、好きな人とデートをする事になっているんだから。
(今日は言うぞ。今までの事も、全部)
覚悟を決めた俺は
「真崎に話があって来た」
そう口にした。
俺は、高校に入って初めて人を好きになった。
教室に入り、割り振られた席に着くと、ほぼ同じタイミングで隣の席に女子が座った。
「俺、本城 拓海。お前は?」
「私は、真崎 唯」
「真崎か。よろしくな」
第一印象はサバサバした女の子。
暫く経ったある日、
「ブレザーのボタン、取れかけてるよ」
真崎に指摘されてブレザーを見てみると、第二ボタンが取れかけていた。
「本当だ。どっか引っ掛けたかな…」
このままにしておくとボタンが無くなりそうだと思いボタンを取ろうとすると、
「私、ソーイングセット持ってるから付け*****************************
*************************
*************
**************************
***************************
*******************
**********************
**********************
コメント
1件