テラーノベル
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元貴はそれから本当に何も無かったかのように振る舞って、けど僕が話しかけようとすると泣きそうな顔をして話を反らしてしまう。
まさかここまで話し合いにならないとは思わなくて、けどそこまで好きで居てくれるのかと思うと少し嬉しくて困っているのに元貴のことを大切に思った。
だからこそ、離れなきゃいけない。
「若井ごめんね、上手く話出来なくて···」
「謝るのはやめて、誰も悪くない。けど時間がないから···元貴には諦めて貰うしかないけど。あとは周りに任せて···無理しないで」
明日には、若井と会社の偉い人たちが元貴を説得する為に話しをしてくれる。
もう、そこには根回し済みでこうなることは予見していたからだ。
ごめんね、きっと元貴は怒るだろうけど···。
「最後にするからもう一度だけ聞かせて欲しい。本当に元貴に真実を言わなくていいの?側にいてほしいって言えば元貴はきっとりょうちゃんを選ぶよ···病気のことだって何が何でも直してやるって、力になってくれるよ···」
そうだよね、納得してくれたけど若井もずっとなんでって思っているよね。
わかるよ、わかるけど。
「だから、言わない」
「りょうちゃん!」
「僕は元貴に音楽をやめさせない、悲観させて一緒に弱っていくなんて···それこそごめんだ」
僕は若井に頭を下げた。
彼にも辛い思いをさせている。
「だからお願いします···」
若井はわかった、って言って元貴と話す為に部屋を出て行った。
皆に辛い思いばっかりさせて、けどわがままを聞いてくれてありがとう。
若井が居てくれるなら、元貴には僕が居なくなってもきっと大丈夫だ。
こうもり@スランプ
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稀灯 夏成🩵🍸
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コメント
6件

お互いを大事に思っているはずなのに、綺麗にすれ違ってるなぁ……
💛ちゃん、大丈夫じゃないのよー😭 💙さんに💛ちゃんの代わりはできないの! 💛ちゃんに💙さんの代わりができないように😭😭😭