喧嘩をしたとある日
☕「明日は久しぶりの休みだし夜一緒にご飯でも食べに行こう。そのついでに…久しぶりにスるか?」
🥞「外食か?それに…夜楽しみにしてるな。」
☕「外食はまだ分からないから分かったら連絡するな。外食出来なくても家では彰人と食べたいと思っているから。」
🥞「わかった。期待しておく。」
だが、今日は他社からの資料で残業になってしまい外食は出来ないことになってしまったから家で作って待っていて欲しいと連絡を入れた。
彰人「わかった。作って待ってる。」
冬弥「すぐ帰るな。ごはん楽しみにしてる。」
そんな話をしていたのに…
部長「今日飲みに来るよね?」
☕「え、あぁ、…今日は…」
部長「はい決まり!青柳君の飲みっぷり他社の方に人気だし!期待してるよ。」
☕「…」
冬弥「すまない。今日は会社の人と飲みに行くことになってしまった。本当にすまない。」
彰人「そ。」
この一言の返事で怒ってる事がわかったしその裏に悲しんでいることもわかった。なのに俺は断ることが出来なかった。
早めに切り上げたつもりだが電車の遅延が重なり帰ってきたのは12時手前だった。
部屋の電気は消えていて寝室を開けると寝ている彰人の隣にあるライトの横にゴムとローションが置いてあることに気づいて「あぁ、やらかしたな」と一瞬でわかった。
楽しみにしていてくれたんだ。
🥞「…ご飯作っちまったけど食わねぇなら捨てていい。」
そんな言葉を放つ彰人は泣きそうな顔をしていた。
☕「起きたのか。すまない。今日は……」
🥞「いい。」
本当は捨てるわけないと言いたかったが大事にするのも俺にとっても彰人にとっても嫌だったから言わなかった。
風呂を済ませて寝る準備をして彰人の隣のベットに入る。ふと隣を見ると彰人の枕に染みができていることに気づいて目元を見ると目尻に1粒の雫が溜まっていた。
最初からこんなこと言わなければよかった。早く帰ってこれたら外食に行こうと誘えばよかったし夜の触れ合いも時間が合えばすれば良かった。期待をさせるんじゃなかったと後悔して俺も眠りに落ちた。
目が覚めると6時少し前で今日は休みということに気づいた。
隣を見るとランニング終わりの彰人の姿があった。
まだ寝ていることを確認してこっそりベットから降りて朝ごはんでも作ろうとキッチンに向かった。
俺は昨日彰人が作ってくれたご飯を食べることにして彰人にはパンにハム、卵焼きを皿に乗っけて机に置いた。
起こしに行こうか迷った。
きっと悲しんでいるに違いないし怒っているに決まってる。
だから話しかけたら何か刺激してしまう気がして迷っていると扉から彰人がのろっと出てきた。
☕「お、おはよう。」
🥞「……はよ」
機嫌が悪いのもすぐにわかった。
☕「ごはん…作ったんだが…た、食べるか?」
🥞「…ん、」
ご飯は食べてくれるようだった。
そして俺達は向かい合って座り手を合わせていただきます。と、言うと彰人はゆっくり箸を持ってゆっくり食べていて彰人らしくないと思った。
彰人の昨日作ってくれたご飯は美味しいし彰人の頑張って作った結果が飲み会で潰されるなんて考えたらそりゃ怒るし悲しいに決まってるじゃないか。何で断れなかったんだ。
今更後悔ばかりが出てきて美味しいはずなのに味がしなかった。
☕「今日…どこか行くか?」
🥞「別に」
☕「…昨日は本当ににすまなかった。俺から誘ったくせにお前を裏切るようなことをした。飲み会、断ろうとしたんだ!けど、…断れなくて…こんなの言い訳だとは分かっている。だが、本当に彰人の事は大好きだし愛してるから昨日ベットで泣いているのを見た時やらかしたなってわかったし彰人を大切にしてやれなかった自分が許せなかった。彰人が許してくれなくても俺は…彰人を好きでい続けるから…。」
🥞「…泣」
🥞「…ばかっ泣」
☕「すまないっ、また泣かせてしまった…。本当に俺はダメダメだ、すまない、」
🥞「飲み会断れよ、…俺の事嫌いなのかと思った…泣」
☕「嫌いなわけない。彰人の事を嫌いになるなんて一生あるはずない。」
🥞「…でも、俺も怒ってごめん、仕事関係の事だし、しょうがないって分かってたけど…」
☕「いいんだ。またの機会に外食は行こう。それに行為も今度2人とも日が合う日にしよう。」
🥞「おうっ!楽しみにしてる。」
☕「あぁ。俺の楽しみだ。」
END
解決して良かったですね👍🏼
そいえばなんですけど大会あるって言ってたじゃないですか?!あれですね。私衝撃な最下位でした😭多分私と同い年の子がいなくて先輩しか居なくてそりゃ負けるわな…みたいな感じでした🫠謎に睨まれてやる気無くして悲しかった😢トラウマになって次大会出ることはもうないと信じたいです…。
おつたに!
コメント
1件
喧嘩しても仲直りする冬彰さすが!! 喧嘩の和解って大事だからな…w たにさん大会おつかれさまです!👍