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「いふまろの1000年間の記憶消去とないこの呪いの発動遅れにさせたことやんね」
……は?
1000年間の記憶消去?
「おん。ないこに言われとったからな」
ないこから?
「最初言われた時は驚いたで?初兎に呪いかけられたんだけどいふまろには苦しんでほしくないから~とか言って言いにきたんよな」
ん、?呪いの発動を延長させた?
「おう。もともと500年毎に両者入れ替わるはずなんよなぁ。」
「ないこに言われたからやったんやけど……そろそろ精神が崩壊しそうなんよな」
「なぁ、あにき」
「おん、」
「ないこの呪いを解く方法はないん?」
「……あるで。」
「どうやるん」
そういうとあにきは何かを唱え出した。
すると空中に渦巻き模様ができ、中から銀色のナイフが出てきた。
「これを呪いのかかった者に刺せば呪いは止まる。」
「ただしその場合そいつは死ぬけどな」
「……ありがと。」
「助けになったのかは知らんけどまぁえけわ。とりあえずはよでたらどうなん」
「あぁ、そっか。忘れとった」
「おい!w」
「あにき。」
「おん」
「1000年もの間、ないこを助けてくれてありがとう。」
「おん」
「俺たちはもう解決させるからさ、りうらとほとけを助けてくれへん、?」
「おn…え、?」
「あれ…?あにきなら知ってると思ったんだけど…?」
「え、あ、いや、呪いにかかっとるのは知っとるけどあの2人はもう無理やで……?」
「どういうことなん?」
「あー…えっと説明するんやけど」
不老不死の呪いってのはな
2人の仲を悪くさせたりすれ違いさせることで精神を殺すためのもんなんや。
あの2人はもう既にほとけの方が壊れとるから治すことが無理なんや。
方法があるとすれば……
過去をやり直すこと。
それかほとけの精神を回復させること。
この二つしかないんや。
でもりうらがそれを望んでないんよ。
ほとけをこれ以上苦しめたくないってな。
……あの2人はもう助からへん。
「やからいふまろはさ、ないこが壊れる前に助けたってや。」
「助ける……」
でも本当にないこが死んで呪いが解けることが幸せなんかな。
いやこれは俺のわがままやんな…
ん、?不老不死の呪いがかかった者を殺せる…?
「え、まろ、なんかやなこと考えとらんよな…?」
「さぁ、あにきにはもう関係ないよ~」
そう言って俺は部屋を出て真っ先に初兎の元へ向かった。
止めてくるあにきの声には耳を傾けずに。
次回最終回ッ
通常end
happy end
side story
の3種類がありますッ
サイストはりうら、ほとけの過去、
あにき、初兎のお話をしようと思ってるのでお楽しみに!!