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ども!
宵美夜 綺月です!
注意事項は、𝑬𝒑𝒊𝒔𝒐𝒅𝒆 0 をご覧下さい。
それでは、いってらっしゃい!
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𝑬𝒑𝒊𝒔𝒐𝒅𝒆_ 2 【やりたいこと】
🎼🍍𝐬𝐢𝐝𝐞
🎼📢「……よ」
🎼🍍「どうも」
🎼📢「硬ぇなー、タメで話そうぜ」
🎼🍍「……うん」
出会った日から、もう2ヶ月がたった。
桜が儚く散る、4月。
俺たちはまだ、
他愛のない会話ばかりしている。
好きな食べ物、動物、 場所。
嫌いなもの、趣味、特技。
中身は空っぽ同然なのに、何故か愛おしかった。
🎼🍍「何話す?」
🎼📢「今日は……なんもない」
🎼🍍「……え?」
🎼📢「その代わり、これ」
そう言っているまが差し出したのは、
ひとつのノート。
🎼📢「これに、やりたいことリスト作ろうぜ」
🎼🍍「やりたいこと……」
🎼📢「行きたい場所でもいい」
🎼📢「叶ってほしいと思うことを書く」
🎼🍍「へぇー」
やりたいこと、か。
考えたこと無かったな。
元々、裕福なわけじゃなかったし、
家族と出かけたことも少ないから、
あまりピンと来ない。
悩んでいると、いるまが声をかけてくれた。
🎼📢「ほんとになんでもいいんだよ」
🎼📢「この図書館で、絶景見るとか」
🎼📢「深く考えすぎずに、身近なことでいい」
🎼🍍「……それなら」
………
『散歩したい』
『花火が見たい』
『アクセサリーほしい』
『友達が欲しい』
………
気づけば、100個近く書いていた。
最後の1ページ。
これは、書くのがもったいない気がして、
書いていない。
またその時がきたら、書こう。
🎼📢「いっぱい書いたな」
🎼🍍「書き始めたら、止まんなかった」
🎼📢「いいじゃん」
🎼🍍「……でも、もうあと1年しかない」
🎼📢「1年もあるんだろ?」
🎼📢「限られた時間で全部やればいい」
🎼📢「俺が全部叶えてやる」
🎼🍍「よく言うわ」
🎼📢「お互い様だろ」
🎼📢「……そういや、なつ」
🎼📢「おまえの病室ってどこ 」
🎼🍍「……」
🎼📢「…まあ別に」
🎼📢「無理して言わなくてもいんだけど」
言いたい。いるまに来て欲しい。
でも、何も無い部屋で話していたら、
おかしくなってしまいそうでこわい。
🎼📢「……病室ってさ、孤独だよな」
🎼📢「景色がなんも変わんなくて、真っ白で」
🎼🍍「……うん」
🎼📢「でも、誰かがいたらとか、思う時もある」
🎼🍍「……ッッ!」
🎼📢「……な?」
そういうと、俺の優しく笑いかけた。
いるまは、本当に教えて欲しいとき、
こうやって語ることはない。
いるまがこうする時は、
俺に前を向いて欲しいと思っている時だ。
🎼🍍「……0209室」
🎼📢「……うん」
🎼📢「教えてくれてありがとな」
そう言っているまは、
いつも通りの優しい笑顔を向けた。
🎼📢「明日からは、おまえのところ行くから」
🎼📢「待ってろよ」
🎼🍍「うん」
🎼📢「…全部、叶えような 」
🎼📢「2人で」
🎼🍍「……!」
あぁ、本当にこいつは……
いつも、想像以上のことを言う。
俺はこいつに、
“期待”をしてもいいんだろうか。
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おかえりなさい!
物語の感想、大歓迎です✨️
コメントしてくださいっ!
それでは、おつよい~!
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コメント
1件
ああ、第3話、読み終えました……! いるまが「やりたいことリスト」を提案するところ、すごく良かったです。100個近く書けるくらい、なつくんの中で本当は溢れてたんだろうな。それに、最後のページだけ「まだ書かない」ってしまう気持ち、すごく分かります。大事なことは、その時が来るまで取っておきたくなるんですよね。 病室の話でいるまが優しく聞き出すシーンもじんわりきました。「全部叶えような、2人で」――この言葉になつくんが「期待していいんだろうか」と迷うのが切なくもあたたかい。2人の距離がゆっくり縮まっていくのが丁寧に描かれていて、次のエピソードが楽しみです🌷