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ども!
宵美夜です✨️
注意事項は、𝑬𝒑𝒊𝒔𝒐𝒅𝒆0をご覧下さい。
それでは、いってらっしゃい!
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𝑬𝒑𝒊𝒔𝒐𝒅𝒆_ 3【秘密】
🎼🍍𝐬𝐢𝐝𝐞
雨が窓を伝う、6月。
今日は、俺の定期検診の日。
🎼🌸「じゃあ、今日も診ていきますねー」
🎼🍍「おねしゃす」
この人は、俺の担当医の、
桜華らん先生。
優しいけど、ちょっとこわい。
🎼🌸「最近、どんな感じ?」
🎼🍍「……寝る前、めっちゃ頭痛くなる」
🎼🍍「あと、身体が思うように動かなくなってきた」
🎼🌸「なるほどね」
🎼🌸「MRI検査してみよう」
『MRI検査中』
ピピッ
ピー
🎼🍍「……」
🎼🌸「はい、おつかれさまでしたー」
🎼🌸「前のと比べたら、だいぶ腫瘍が大きくなってるね」
🎼🍍「……」
🎼🌸「…なつ」
🎼🌸「多少副作用はあるけど、少なくなるように調整するし」
🎼🌸「なつの体調は第1に考える」
🎼🌸「それでも、本当に治療しなくていい んだね?」
した方がいいのはもちろんわかってる。
でも……
🎼🍍「はい」
🎼🍍「治るか分からない確率にかけるより」
🎼🍍「幸せなうちの今を過ごした方がいいんで」
🎼🌸「……そっか」
🎼🌸「なつがそういうなら、それでいいよ」
こいつは、俺の担当医。
そして、俺の 幼馴染 だ。
🎼🍍「じゃ、あざしたー」
🎼🌸「……なつ、おまえ変わったな」
🎼🍍「それはこっちのセリフな」
🎼🍍「…じゃあな、らん」
🎼🌸「先生、な」
🎼🍍「はいはーい」
🚪サー カタン
『診察室内』
🎼🌸「……幸せなうちの今、ねぇ」
🎼🌸「誰かさんの助言かな」
そう言ってらんは、
小さく笑っていた。
_________
🎼📢𝐬𝐢𝐝𝐞
いつもより少し遅い時間。
俺は、なつの病室の前に着いた。
ドアに手をかけようとした時。
病室から声が聞こえてきた。
🎼🍍「……なんで、俺ばっかりッッ」
🎼🍍「……__ッ 」
🎼🍍「ダメだ、笑顔じゃないと」
🎼🍍「また__」
🎼📢「__ッ!」
最後の言葉は聞こえなかったけど、
今日は行かないほうがいいと思った。
今は、なつ1人の時間が必要だ。
そう考えて、俺は屋上に足を運んだ。
『屋上』
🎼📢「はぁ」
雨はやんでいて、少し蒸し暑い。
屋上のベンチについた雨を払って、座る。
🎼📢「俺ばっかり、か」
🎼📢「なんでだろうな」
俺は、誰にも届かない声を、
雲ばかりの夜空につぶやいた。
_________
俺には昔、兄がいた。
幼かった俺は、兄に会える場所が、
病院ということに気づいていなかった。
🎼📢「にいちゃん、だいじょうぶ?」
📢兄「……大丈夫だよ」
📢兄「いるまは、元気か?」
🎼📢「うん!」
📢兄「なら良かった」
📢兄「いるま、おまえはすごい」
そう聞いたのを最後に、俺は、
兄貴に会えなくなった。
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おかえりなさい!
物語の感想、大歓迎です✨️
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それでは、おつよい~!
るななっち
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コメント
3件
いやあ、今回も重くて美しい回でしたね…。なつが「治るか分からない確率にかけるより、幸せなうちの今を過ごす」って選択する覚悟、すごく胸に来ました。幼馴染の医者・らんとの距離感も絶妙で、最後にらんが「誰かさんの助言かな」と小さく笑うところ、何か裏がありそうで気になります。そして病室で一人「笑顔じゃないと」って自分を叱咤するなつの声、聞いちゃダメなものを聞いてしまった気分になりました。いるま視点の過去の兄の話も伏線っぽくて、次が待ち遠しいです。