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晩白柚
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🤍🧡→🖤です。
両想いではないです。
苦手な人は回れ右して下さい。
続編は🔞になる予定です。
______________
「めめぇ!」
あ~ぁ。
「今度いつご飯行く?めめぇ!」
目ぇキラキラさせちゃってさ。
「ここのご飯屋さんええやろ~。めめと行くと思ってチェック入れといたんやで?!」
分かりやすすぎんのよ。
好き好きオーラがさ。
楽屋で一際大きい声で話す彼はどこにいても存在感がある。
それにすべて耳を傾けてる自分がいる。
それで分かったんだよね。
康二君、めめの事好きなんだって。
皆のこと好きなのはもちろんなんだけど、
めめに対しては恋愛感情の好きなんだってすぐ分かった。
もう表情が違うもん。乙女。
めめに対してのスキンシップが多いのもそうだけど、めめから来るスキンシップに対しては動揺したり顔を赤らめたり、
俺の時はさらっとこなすくせに。
なんでこんなに康二君の言動が気になるかと言うと、
俺もずっと見てきたから。
一緒にグループに加入して
デビューしたぐらいからずっと好きだった。
昔から優しかった康二君。
同じグループに決まった時もすぐに会いに来てくれたり、学校まで送ってくれたり、
家にも何回も泊めてくれて、一緒に寄り添って同じベッドで寝たりもした。
いつしか、俺の心の拠り所でもあり
それが恋愛感情なんだって気づくのにそう時間もかからなかった。
それからというもの、
ボディタッチしてみたり、キス寸前まで顔近づけてみたり、色々してみたけど、
ラウはかわええなぁ~
って言われておしまい。
たぶん康二君の中では、今も16歳の可愛い弟のままなんだと思う。
もう俺も大人なんだけどな。
「ラウ!ラウ!!」
ぼーっと考えてたところに急に康二君の顔が飛び込んできた。
不意打ちすぎ。
「今度の旅のやつ、俺ら一緒なんやって!めっちゃ楽しみやなぁ!」
「え?そうなの?」
「今聞いたで!で、行く場所とかもろもろ打ち合わせあるからこの後2人残ってって!」
「あ…、うん。分かった。」
俺はグループ仕事ではない2人きりの仕事が決まった事に内心めちゃくちゃ舞い上がっていた。
康二君の前では大人の男で居たいという気持ちがいつも邪魔をして今日もクールを装う。
やばっ…めっちゃにやけそう。
収録の日が待ちきれない。
打ち合わせが終わり、帰り支度をする。
周りを見るともう楽屋には俺だけになっていた。
康二君。
俺と帰るからトイレ終わるの待っててって言ってたけど、遅いな。
お腹でも痛いのかな?
心配になって近くのトイレに行くと、後ろ姿で立ち尽くす康二君が居た。
「康二君?」
聞こえてない感じ?
俺は更に近づいてトントンと肩を叩いた。
「康二君。」
バッ!!
康二君はびっくりしたのか、勢いよく俺の方に振り返った。
え…、
泣いてる?
「え…、康二…君?」
俺に気づいた康二君は服の裾で目をゴシゴシ擦っていつもみたいにアハッて笑って見せた。
「ごめんラウ!待ってたよな!ホンマにごめんな!なんか目にゴミ入って取れんくてさッ」
絶対ウソじゃん。
そんな感じじゃなかったじゃん。
なんかこう、絶望したような表情というか。
悲しそうな顔してた。
「今さっきようやく取れたわ!
……あ、ごめんなラウ。ちょっと用事思い出したわ。先帰るな?」
「え?…ちょッ」
俺が何か言うよりも先に康二君は走り出して行ってしまった。
なんで泣いてたんだ?
何を見てた?
俺は康二君が視線を送ってた先を見てみる。
別の使ってなさそうな楽屋?
電気も何もついてなさそうだけど、
ドアが少しだけ空いてて角度によっては中が少し見えた。
あ…、
そこにはめめと翔太君が抱き合ってる姿があった。それもキスしそうな程顔を近づけて。
確かにプライベートよく合ってるし、距離が近い2人だとは思ってたけど。
そういう事なの?
康二君はこれを見ちゃったんだ。
なんで帰ってないんだよ。
楽屋でそんな事してんじゃねーよ。
ふつふつと怒りが込み上げてくる。
康二君が楽しそうならとか、
めめも康二君にはスキンシップ多かったし。
もしかしたらとか、
両想いになるならとか、
俺はいつも1歩引いたところにいて。
康二君への気持ちなんて諦めていた。
康二君に気持ちを打ち明ける事なんて考えても来なかった。
「なんだよ…」
好きじゃないなら紛らわしい事すんなよ。
俺は俺の頭の中の何かがプツッと音を立てて切れた気がした。
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続きは🔞です。
CMで手繋いでましたよね。どういう事か説明して頂きたい( ˙༥˙ )