彼の名は呪
苗字はあったが忘れられた。
とある神社に住み込み、呪術を勉強した。
しかし、本来であれば拾詠唱壱単語で構成される呪文(ジュブン)が参詠唱壱単語となっていた。
そのような状態でありながらも人間である内に呪の王、呪神:笹暮滅神子(ささくれのほろみこと)との戦闘に立った。
…だがしかし
暴走するか、死ぬか
暴走は克服できるか分からなかった。
死んだ方がいいかもしれないとも思った。
死んだ。
気が付いたら人形になってた
人形になった際の代償は無くなり、二択もなくなり、拾詠唱壱単語を完成させた。
人形であれば何でもできた。
何詠唱壱単語を言ったと思う?
壱参六七詠唱壱単語、呪は壊れた。
笹暮滅神子に代わり彼が呪王、呪神となった。
コメント
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死んで気付いたら人形にって…呪術となんか関係あんのかな